乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

深読み禁止。

2012年02月06日
267PV

やっぱり最初にお勉強(*^_^*)

乳がんと良性疾患との鑑別 その5
脂肪壊死は外傷等が原因で発生するもので、境界不明瞭でえくぼ症状を伴うことが多く、乳がんと紛らわしい腫瘤です。腫瘤の境界の性状については、乳がんでも粘液がんや髄様がんの限局型のものは境界が鮮明であり、境界が鮮明であるからといって良性腫瘍であると診断することは危険です。

”乳がん インフォームドコンセントガイド” 
編集 徳島大学名誉教授 森本忠興先生 
徳島大学教授 丹黒 章先生 
くにとみ外科胃腸科医院院長 岡崎邦泰先生
日本医事新報社
より抜粋引用、一部改変

「すごくエコーの結果が心配です。」

今回、乳腺エコー検査すなわち乳腺の超音波検査を

初めて受けた患者様のご感想です。

検査自体は痛くないのですが、

胸にゼリーを塗って薄暗い部屋でおこなう乳腺エコー。


乳腺エコー.jpg

患者様も緊張されます。

当院では女性技師さんが中心になっておこなう検査ですが、

薄暗いお部屋で患者様は仰向けに横たわりながら

検査をしてくれる技師さんの表情をじっとみています。

技師さんが検査の手を止めるたびに、

患者様は不安になります。

実際には乳腺エコーの際には、

写真を何枚も撮影するので

そのたびに技師さんは手を止めます。

ですから手が止まることに深い意味はないのですが、

患者様は私たち医療スタッフの行動のひとつひとつが

不安になってしまうのです。

幸い、この患者様のエコー検査の結果は

異常なしでした。

「異常が無かったですよ。」

とお伝えしても、患者様は

「じゃあ、あの時の技師さんの表情が曇ったのは何でかな?」

とか、深く考えすぎてしまうものなのですけれどもね。

深く考え過ぎちゃだめですよ!

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“I’m worried about the result of ultrasound examination.” One woman who got the exam for the first time said so. Breast ultrasound examination is performed in a gloomy room. And jelly is spread on patient’s breast when the exam is performed. Actually, patients feel no pain but they tend to feel tension lying on the examination table during the exam. Medical technologist need to take many images so she often stops her hand on patient’s breast. So “stopping her hand” doesn’t have a special meaning but it and her facial expression often make patients feel fear. Fortunately, the result the patient got was good. When I told her about it, she said “Why did she frown looking at the monitor?” I think patients might get worried by medical staffs behavior but don’t be worried too much. Doctors’ and medical staffs’ words and facial expression are very important.

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