私たちはずっと忘れない。
-The abstract of my blog on 4th September-
Yesterday, I posted four pictures regarding Sendai trip. 1st – Shinkansen; You took “Hayate.” It took an hour and forty minutes to get Sendai from Tokyo. It’s faster than “MAX Yamabiko.” I didn’t know about that at first so I was about to make a mistake to reserve the seat. 2nd – a packed lunch; Of course I chose fried chicken. 3rd – a graphic chart; I took part in the session about verification whether disadvantage exceed advantage in breast cancer screening for women in their 40s in Japan. About when women get breast cancer, the peak of the graph which shows Japanese’ age range is 40-49, while Americans’ one is 65-79. So we can’t apply the conclusion that U.S. Preventive Services Task Force doesn’t recommend women in their 40s to take a mammography exam regularly to Japanese women without giving it much thought. It means disadvantage of mammography for Japanese women in their 40s is smaller then that for American women. 4th – dinner; I was satisfied with “Gyuutan,” which was popular in Sendai. After dinner, I got back to Tokyo in order to keep promise with my patient.
(Translation supported by Mari Numata)
リンパ節転移陽性症例に対するSLN単独と郭清の比較 その11
センチネルリンパ節のみの転移で非センチネルリンパ節への転移を認めない症例には、腋窩リンパ節郭清の省略が可能なことから、それを特定する研究が行われている。当初、腫瘍やセンチネルリンパ節転移径の大きさなどが非センチネルリンパ節転移と関係するとされたが、その後の検討でそれらの因子を用いても非センチネルリンパ節の13~26%に転移が認められることが報告された。この検討では、それ以外に腫瘍の脈管侵襲や皮膜外浸潤などの因子を考慮しても非センチネルリンパ節転移の予測は困難であるとされた。”これからの乳癌診療 2010-2011”
監修 園尾博司先生
金原出版株式会社
より抜粋引用、一部改変
被災地の皆様のことも忘れていませんからね。
今年は、本来7月に予定されていた日本乳がん学会総会です。
震災の影響もあり、急遽9月に延期して開催されました。
それでも学会本部が仙台開催にこだわった理由は、
やはり被災地の活性化と応援だと思います。
ですから、
私は参加できませんでしたが、
懇親会が予定通りに開催されたのも、
「いつも通りの会を開こう。」
「地元のお食事、お酒をみんなでいただこう。」
そういう配慮があったのだと思います。
もちろん、仮にそういう考えがあったとしても
みんなが楽しんでいるのを許せない皆様も
いらっしゃると思います。
みんなそれぞれのお考えや、
亡くされた御家族のことなどもあり、
みんなが満足出来る答えはないのかもしれません。
私の仙台日帰り旅行の一日目のお昼休みのことです。
偶然乗車したタクシーの運転手さんに、
震災の時の様子をお伺いしました。
すると運転手さんは、
「親は実家ごと波にさらわれたよ。」
と、寂しそうにそっとつぶやきました。
正直、なんとお返事すれば良いか
分かりませんでした。
「余計なことを聞いた。」
「つらいことを思い出させてしまった。」
反省の想いしか浮かびません。
でも、私の口から出てきた言葉は
自分でも驚くものでした。
「もしおつらくなければ御実家のあたりに、
連れていっていただけますか?
今の状況を見せてくださいませんか?」
運転手さんは、
「見ていただけるんですか?」
そうおっしゃってくださいました。
その後、仙台市若林区荒浜というところの
海岸線まで連れていっていただきました。
その時のお写真をお届けします。
私はかなりショックを受けました。
海岸線に向かう道のガソリンスタンド。
このスタンドも津波にのまれて、
このような無残な姿を残しています。
ここは、海岸から約1kmは内陸に入ったところです。
それなのにこんな姿になっています。
海のすぐ目の前の一帯です。
ここは住宅街だったそうです。
今残っているのは、この一軒のみ。
しかもほとんど原型をとどめていません。
向こうに広がるのは海岸線です。
住宅街はすっかり波にのまれてしまいました。
海岸沿いにたくさん生えていた樹木も、
すっかりなぎ倒されています。
この樹木も津波にのみ込まれたのに、
鳥居だけが残っています。
すっかり悲しい気持ちにさせてしまいましたね。
でも、今もこの悲しみと闘っている方が、
たくさんいらっしゃるのです。
そして、被災地にも
患者様はたくさんいらっしゃいます。
私たちも、毎日
たくさん色々なことを
考えなければいけないですね。
そして、
この事実を忘れてはいけません。
明日は、元気に私の発表の様子をお伝えしますね。
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先生、ありがとうございます。そうです。何食べたとか写真見せられるたびに許せませんでした。親戚は津波で全滅、悪性リンパ腫と闘っていた友は、子供を庇って死んだ。。。しかし、それでは、前に進めないと私は思いました。黙って医療活動に専念されている医療者の皆様。人を裁くのではなく、癌死を一人でも多く、医療を充実させることこそ、無念の思いで亡くなられた被災者の最大の供養と肝に銘じてほしいものです。
先生こんにちは、術側乳房痛は主治医にロキソニン出してもらいました一週間ほどで改善しましたが、またもや問題がタスオミンの副作用で子宮内膜増殖だと婦人科で言われました現在5.5㎜で細胞診結果待ちです(T_T)結果は一ヵ月後です抗がん剤以降生理は止まったままなので子宮内膜が薄くなることはないように思うのですが……このままだと子宮体癌でしょうか?増殖続くと全摘ですか?
先生、こんばんは。疲れていませんか?運転手さんは嬉しかったのですよ。FB始めてからビックリすることだらけです。忘れてならないのは医師や看護師も被災者であるということです。しかし、黙って医療に専念されている。先生も患者さまの疑問、不安にお答えしています。そこまでの情熱にはアタマが下がります。先生は乳がん患者様の往診されているのですか。幸せですね。患者様は。
「親は実家ごと波にさらわれたよ」
と、寂しそうにそっとつぶやいたタクシーの運転手さん。一瞬の沈黙。
「もしおつらくなければご実家のあたりに、連れていっていただけますか?
今の状況を見せてくださいませんか?」
「見ていただけるんですか?」
というやりとりが、胸にせまりました。
運転手さんは、うれしかったと思います。思いがけないことだったでしょう。
仙台市若林区荒浜という、海辺の住宅地の荒れ果てた光景。ほとんどの樹木がなぎ倒された中に、松の木でしょうか、一本だけのこっていて、その根元に建った小さな赤い鳥居。深く印象に残りました。
運転手さんは、先生から言葉にならない励ましを受け取ったと思います。これから生きていく中で、ふとした折に、それは支えになるのではないでしょうか。
乳腺主治医の診察日でした子宮内膜増殖だとお話したら
①無治療
②リュープリン注射のみ←現在は抗がん剤の為なし
③血液検査後ヘイケイしてたらフェラーマ
④子宮癌の診察しながらタスオミン継続
来月に決めることになりました。ヘイケイ又は転移していないとフェラーマが保険適用外で処方出来ないと言われました。自費でフェラーマを選択したほうがよいのか?それともリュープリンのみがよいのか?
先生の患者さんはどうされてますか?まさか子宮摘出ですか?
マカオさま from yasuu
グルメ写真は、
抗がん剤治療中の皆様や、
被災地の皆様には、
とてもつらいことだと思います。
ですから、私も意味もなく
お食事を報告するのは
できるだけ控えるようにはしております。
ご気分を害されていたらごめんなさい。
同じ情報でも、
伝え方に愛情がこもっているかどうかは
大切だと思います。
これからも,
皆様への愛情たっぷりの御報告を
させていただきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
yasuu
ベガスさま from yasuu
御報告どうもありがとうございます。
私どもは、
婦人科の先生の許可、およびご判断で
使用するべき薬剤を選択しています。
子宮の検査結果によって、
婦人科の先生と主治医の先生がご相談いただき、
治療を決めていただくのが一番だと思います。
基本的には、
今の治療を継続しながら婦人科で定期検診を継続するのが
良いのではないでしょうか。
乳がんの再発率と、
子宮がんの発症率を比較して
どちらを重視するかという点も
御質問してみてくださいね。
婦人科領域のご相談は、
婦人科の先生の方が詳しく教えてくださると思います。
御報告をお待ちしております。
いつも、応援しています。
yasuu
アイリーンさま from yasuu
ご訪問どうもありがとうございます。
今でも、
自分の行為が運転手さんを傷つけていないか、
皆様を傷つけていないか、
考え続けています。
でも、
情報を共有することで
お一人でも多くの皆様の勇気につながれば、
元気につながれば、
私もしあわせです。
いつも暖かいお言葉を頂戴し、
感謝申し上げます。
これからもよろしくお願い申し上げます。
yasuu
yasuu先生、こんにちは。
術後の自分に暖かいお言葉かけていただきありがとうございました。術前診断はDCISですが、病理の結果はまだ出ていません。明日の診察で聞く予定です。
貴重なお写真を拝見いたしました。ポツンと残っている鳥居の姿は心を打ちました。
被災された方々のこと、原発のせいで戻れない方々、様々なこと、私も忘れてはいないつもりです。あの時、新宿からの帰りで地下鉄のホームで強い揺れにあい、帰宅困難者になりました。
今でも、地下鉄のホームに降りるたびにあの時のことを思い出します。あの瞬間に、被災地で起こっていたことを思います。言葉では表現できない気持ちです。
被災され、家を失くし、愛する家族を亡くして、どうにもならない気持ちは、私たちには到底心から理解することなどできないでしょう。
例えば、仙台での食事の写真を見ただけで心が怒りで掻き立てられる方も当然いらっしゃると思います。それをどう表現すればいいかわからないけど、ぶつけたい、この痛みを知って欲しいという思い・・・それは、どんな立場であれあると思います。
ここは乳がん患者さんや、あるいは乳がんかも・・・と不安にかられる方が主に訪問されるサイトです。
患者さんの状態だって1人1人違います。
例えば、私が、片方は温存、2年経って今度は対側を全摘、この辛さが痛みが、わかりますか?って書いたら、まだカテ3でひっかかって不安になっている人達とか、あるいは温存の患者さんが傷つかないと言えますか?
みんな、どんな人でもいろんなことを抱えて生きていると思います。
どんなに思いを馳せても、被災地の方々の苦労など、苦悩など、何一つ共有できない私かもしれません。
ちなみに私自身は、今回の全摘の傷跡を毎日見ながら、この体で生きていくんだって決意しています。
自分の思いを誰かに伝えたいとき、辛さや怒りや苦しさを少しでもぶつけたいとき、わかって欲しいとき、疼く心の中身を投げかけたいとき、自分の苦しさ、想像を絶する苦悩を抱えているそのとき、人の言葉や表現やあるいは、ごはんの写真でさえ、受け入れ難い腹立たしい、どうしようもない、そんな思いはきっとあると思います。
先生がここで表現されている以上、いろんな覚悟を持って発信されていると思います。
そして、そういった怒りや傷をも受けとめようとされているのだと思います。受けとめる側の傷もあるはずです。
人の思いはそれぞれなので、本当に難しいことだと思います。大事なのは、表現方法なのではないでしょうか。
先生だけでなく、書き込む人も。
私は、傷ついただけの人にはなりたくないです。
身体は傷だらけですけど、生きています。生きていかなければなりません。
すみません、長々と・・・。
うまく自分の気持ちを表現できませんが・・・。
この書き込みに問題があれば承認は不要です。
先生の目に留まるだけでいいです。
いつもありがとうございます。
ableさま from yasuu
ご訪問どうもありがとうございます。
そして、たくさんのお言葉を頂戴し
感謝申し上げます。
人は皆、それぞれの立場で、環境で
一生懸命生きているのだと思います。
何事もない、平穏無事な人生なんてきっとないと思います。
ですから、お互いに、
相手の立場を考えながら日々を過ごせたら
きっともっとみんなが笑顔になれるのではないか、
ってそう思います。
確かにどんな情報でも、
発信していくときには覚悟が必要です。
全ての皆様に御満足いただける内容なんて、
存在しないかもしれません。
でも、ありのままの私の姿をお伝えすること。
それが、いつもご訪問くださっている
皆様に対する私の感謝の気持ちです。
外来で皆様にはお伝えしています。
「ありのままの私をみて、
治療を任せて良いかどうかご判断くださいませ。」
ブログも同じです。
私のこころの中を、
すべてお伝えしています。
そして、
皆様の苦しみをすべて受け止めてさしあげたい。
そう思っています。
また診察の結果の御報告をお待ちしております。
いつも応援していますからね。
yasuu
yasuu先生、こんにちは。
先日は長々と書き込みしてしまって申し訳ありません。9日(金)に、病理検査の結果を伺って来ました。
結果は、非浸潤癌で確定、3か月に一度の検診のみで良いと言っていただきました。
癌の広がりが本当に広範囲だったことを、資料や画像も含めて説明をいただきました。
傷の状態も良く、来週から職場へ復帰予定です。
再建についてはまだ決めていません。これから考えます。
いつもありがとうございます。
ableさま from yasuu
御報告どうもありがとうございます。
超早期がんの非浸潤がんだったのですね。
いろいろご不安はあると思いますが、
これからも定期検査をお受けになってくださいね。
いつも応援しています。
yasuu