乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

非浸潤がんのホルモン治療

2015年12月24日
344PV

どんなに

治る確率が高いと

言われても

やっぱり心配ですよね。

非浸潤がんの治療。

今日は

非浸潤がんの治療後に

再発予防のために

どのような治療を

おこなうべきかを

考えてみましょう。

非浸潤性乳管癌に対する

乳房温存術後の

内分泌療法は

勧められるか。

推奨グレード C1

十分な科学的根拠はないが

細心の注意のもと

おこなうことを

考慮してもよい。

術後タモキシフェンによる

再発抑制効果は

浸潤癌の再発を

減少させる

有意な効果は

認めなかった。

対側乳房においては

非浸潤癌、浸潤癌

いずれの発症も

減少させた。

乳癌死の減少は

認めなかった。

現時点では

非浸潤癌術後の

局所再発リスクを

予測することは

困難である。

乳癌の再発を

抑制するメリットと

ほてりなどの症状による

生活の質の低下

および

深部静脈血栓症や

子宮内膜癌、

白内障の

リスク上昇などの

副作用を

患者とともに話し合い

投与の可否を

決定することが

勧められる。


やはり

ここでも

リスクとベネフィット、

危険性と利点の

天秤により

総合判断する必要が

あります。

医療は

すべてが

リスクとベネフィットの

天秤です。

そして

あなたにとって

何を一番

大切にするか。

それが

何よりも大切です。

医療の天秤の左右に

あなたの想いを載せて

最終的に

どの治療を選ぶのかを

決定すれば

よいのです。

今日も

少しでも

あなたのお役に

立てていましたら

とても嬉しいです。

(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)

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