今日は、乳癌の勉強会に参加してきました。
講師の先生は、大和市立病院の首藤昭彦先生と、聖マリアンナ医大の緒方晴樹先生でした。
お二人とも、神奈川乳癌治療研究会の先生です。
首藤先生は、
・ホルモンレセプター陽性のかたでは、一般に予後は良いが35才以下ではホルモンレセプター陽性の方が予後が悪い。
・乳癌術後化学療法は現在はAC療法が主であるが、今後はTC療法(ドセタキセル+
 シクロフォスファミド)も有用な可能性がある。
・AC-T療法については、Her2(+)では効果が期待できるが、Her2(-)ER(+)ではタキソール効果が期待できない。すなわち予後の良い症例では、タキソールの効果が期待できない。
・アンスロサイクリン系はER(-) PgR(-)Her2(-)の方には効果が期待できないと考える乳腺外科医が多い。
・タキソールとタキソテールの比較では、効果に有意差はない。
・タキソールならば毎週投与の12週間コースが適切で、タキソテールならば3週ごとの4回投与が望ましい。
・乳癌治療は、標準化治療から個別化治療へ移行しつつある。
というお話でした。
緒方先生からは
・マンモグラフィー、乳腺エコーは、組織型を頭の中でイメージしながら読むことが大切であることを教えてくださいました。
・また乳房のマルチスライスCTでの3D画像は非常にきれいで、あしたからすぐに放射線科の技師さんにお願いして取り入れていただこうと思っています。
・また病変の広がり診断としての高精細MRIの写真は非常に美しく、当院でもがんばって取り入れていきたいと考えています。
今日は、今から当直業務が待っていますががんばります。
今後は、私も神奈川乳癌治療研究会に参加させていただけるようにがんばって参ります。