乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

病院選び

2016年01月06日
371PV

plum treeさまから

ご相談を

いただきました。

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毎年の健診から

要精密検査になったので、

かかる乳腺外来を

さがしているところです。

最近のマスコミの報道で

なかなか要医療の人が

スムーズにかかれない状況に

イライラしています。

病院選びなのですが、

どのような項目を満たせば

一定ラインとみなしますか?

マンモトームがない施設は

やめておいた方が

無難なのでしょうか。

エコー下針生検では

精度が落ちますか?

研修に力を入れている

一般病院は

やめておいたほうが

無難でしょうか?

かかろうとしている病院は

乳癌専門医がいますが、

病理や技師の方まで

患者には見えないので…

乳腺専門医と

乳癌学会専門医とは

どの辺りが

違う部分なのでしょうか

とある先生の紹介で

乳腺専門医の年数が

区切ってあったのをみました。

有効期限があるのでしょうか。

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高橋です。

plum treeさま。

ご相談ありがとうございます。

最近の乳腺外来は

plum treeさまの

おっしゃるように

大変混雑していますね。

素晴らしい先生や病院に

巡り会うことが

患者様が

生き延びるための

第一歩です。

「乳がん検診や精密検査を

 近くの病院で受けるか、

 乳腺の専門医の病院で

 受けるべきか。」

そういった御質問が

多く寄せられます。

もちろん

乳腺専門医の先生が

すぐに診察して

くださるのであれば

それに超したことは

ありません。

しかし、

どこも

乳腺専門医の先生は

大賑わいで

なかなか

予約がとれないと

思います。

そこでポイントは、

一日も早く

マンモグラフィー、

乳腺エコー、

必要なら乳腺MRI検査を

してくださるところです。

そしてまた

担当の先生が、

乳腺認定医・専門医、

がん治療認定医、

マンモグラフィー読影認定医

などの

資格を持って

きちんと勉強されて

いるのであれば

問題ないと思います。

精密検査で何か

異常があれば、

乳腺専門医に

バトンタッチすれば

よいのです。

乳腺専門医と

乳癌学会専門医は

同じことを

指しているはずです。

有効期限は当然あります。

学会発表や

学会参加をしたり

きちんと勉強していないと

専門医や認定医は

剥奪されます。

病院やクリニックに

お電話するときには

次のようなことを

聞いてみましょう。

1.乳腺外来はありますか。

2.何曜日ですか。
  午前ですか午後ですか?

3.乳がん学会認定医
  あるいは専門医、
  がん治療認定医はいますか。

4.マンモグラフィーはありますか。

5.マンモグラフィー読影認定医は
  いますか。

6.乳腺エコー(超音波)は可能ですか。

7.乳腺造影MRIは可能ですか。

8.マンモトームはありますか?

9.エコー下針生検(VACORA)は可能ですか?

これらのポイントを

ご確認くださいませ。

外来担当医が

乳腺専門医でなくても、

非常勤でも

院内に専門医がいれば

相談できる体制にあると

考えてよろしいかと思います。

マンモトームがなくても

VACORA生検が可能であれば

余程の見えにくい

石灰化でなければ

十分に対応していただけます。

患者様には

質問力が必要です。

お電話の時点で

あなたの運命が

変わってくるかも

しれませんから、

常に真剣勝負だと

思ってくださいね。

どの病院がいいとか

悪いとか。

それは

患者様と先生の

相性や信頼関係によって

異なります。

私が

どこがいいと

お伝えしても

患者様にとって

感じ方は異なります。

ご面倒でも

ご自身で

乳腺外来を受診し

信頼できるかを

感じ取ってくださいね。

応援しています(*^_^*)

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