みんなで一緒に考えよう。
-Abstract of my blog on 8th Apr. 2011-
When I was a young doctor, I would often stay in my hospital for days and stay by a patient’s side overnight. I had very hard days, but at the same time, I felt happy while doing that. Now, if there are people who need me, I go any place and I do anything which I can do hoping to see patients’ smile. I want to talk to each patient without hurry but I don’t have enough time to do so. So, I want to be a doctor who are accessible on Twitter, Facebook, and your blog all the time. These wonderful tools can make it possible to communicate among doctors, medical staffs, and patients.
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<再発における化学療法>
ー化学療法剤 ー
ゲムシタビン その2
ゲムシタビンは有害事象が軽度であり、作用機序が他剤と異なるため、併用療法の試みが行われた。アンスラサイクリン既治療進行乳がん529例を対象に、パクリタキセルへのゲムシタビンの上乗せ効果について検討した無作為化第3 相試験が行われた。併用群(ゲムシタビン 1,250mg/m2 1日目と8日目およびパクリタキセル 175mg/m2 1日目のみ)とパクリタキセル群(パクリタキセル 175mg/m2)を比較したところ、全生存期間(18.6ヶ月 vs 15.8ヶ月)、無増悪期間(6.14ヶ月 vs 3.98ヶ月)、奏効率(41.4% vs 26.2ヶ月)のいずれにおいても併用群が有意に優れていた。
”乳がん診療実践マニュアル”
福富隆志先生編集 愛知医科大学乳腺・内分泌外科教授
MEDICAL VIEW
より抜粋引用、一部改変
感動的なサービスってありますよね。
そのノウハウについて書かれた著書もたくさんあります。
以前の記事でも取り上げましたが、
リッツカールトンホテルのサービスが、
超一流のサービスとして取り上げられる機会は非常に多くございます。
前回お客様が宿泊された時の、
お部屋で飲んだドリンクの傾向を把握し、
食べたチョコレートやスナックを把握し、
使用したタオルの枚数なども把握し、
次回の宿泊日にはそれらを多めにお部屋に準備しておく。
お客様が滞在中には、
すれちがったスタッフはお客様を常に名前でお呼びする。
東京のホテルをチェックアウトしたお客様が、
新幹線で例えば名古屋に戻られたあと、
重要な書類をホテルの一室に忘れてしまったことに気付いた場合には、
それを発見したスタッフが、必要と判断すれば
直ちにそのまま新幹線に飛び乗ってお客様に届けに行く。
などなど、数え上げればキリがありません。
ディズニーのお話をさせていただく時にも申し上げるのですが、
スタッフ一人一人のお客様に対する愛情の深さが違うのです。
でも、これはあらゆる職種に関して言えると思います。
先日のガソリンスタンドのお話でもそうなのですが、
仮にマニュアルで決まっていることでも、
心を込めて行うのと、
仕方なく事務的に行うのでは、
サービスの質が変わってきます。
お仕事の一つ一つにこころを込めると、サービスの質は高まってきます。
そして、お客様からいただく笑顔も多くなります。
医療の世界にマニュアルはあまりありません。
でも、こころを込めて日々の診療を行うことはできます。
私たち医療従事者は、患者様、ご家族さまを悲しくさせてはいけません。
いつもこころを込めて対応させていただきます。
「また、来たい。」
病院ではなかなかそういうことはないとおもいますが、
それに近いお言葉がいただけるようにこれからも過ごしてまいります。
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はじめまして。こんにちは。
乳癌と戦う33才ぱんだーです。
こちらのHPを知り、悩んでいる事があり、質問させていただきたいです。
乳がんⅢ期、術前化学療法FEC4回、タキソテール4回から全摘手術、そして今にいたります。(術前化学療法でしこりはだいぶ小さくなり、腫瘍マーカーも正常値になりました)
今後の治療なのですが、経口抗癌剤をやってから放射線、ホルモン療法をするか、それとも経口抗癌剤は飲まずに放射線、ホルモン療法をするかで悩んでいます。
細胞のタイプはホルモン陽性、HER-2陰性で、手術後の検査で癌細胞が若干残っていました。リンパにも2つあったみたいです。
できれば抗癌剤は避けたいのですが、避けた場合生存率は下がるでしょうか?
又、ホルモン剤が効くタイプ(抗癌剤が効きにくいタイプ)にあたると思うのですが、ノルバディックスが効く人が6割というのも目にし、私にきくのか不安です。
効いているというのはどういうふうにしてわかるのでしょうか?
沢山質問してしまい申し訳ありませんが、教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
ぱんだー様 from yasuu
ご相談どうもありがとうございます。
術前化学療法を終了し手術も終わられたのですね。
お疲れ様です。
このあとは通常、放射線治療をおこなってからホルモン治療を
おこなっていくのが王道だと思います。
術前化学療法をおこなった患者様に、
手術後どのような抗がん剤を使用するべきかは、
まだ決定された事項ではありません。
まずは王道の治療をおこなってくださいね。
またこれらの予防治療の薬が効いてるか効いてないかを
判断する手段はありません。
しっかり予防効果があることが目に見えず
時々ご不安になってしまうと思いますが、
またご相談くださいね。
お待ちしています。
yasuu
Dr.Yasuu様
お返事ありがとうございます。
「突然の爆発。」読んで涙してしまいました。
どちらの治療法にしたらいいのかわからず、モンモンとした毎日をおくっていて、大丈夫。と背中を押してくれる人が欲しかったのかもしれません。
放射線、ホルモン療法にすすみたいと思うのですが、1つ気になる事があります。
リンパ節に癌細胞が残っていたという事なのですが、抗癌剤ではなくホルモン療法でも、体内に残っているかもしれない癌細胞を消す事はできるのでしょうか。
それとも自然に消滅していくものなのでしょうか…。
ぱんだー様 from yasuu
ご訪問どうもありがとうございます。
大きなお話をすると、ご指摘の通り
抗がん剤はがん細胞を直接やっつける作用、
ホルモン治療はがん細胞にホルモンという栄養を与えないようにして、結果的にやっつける作用、
があります。
それぞれの働きをご理解いただけると、治療を前向きに頑張れると思います。
またいつでもご訪問くださいね。
お待ちしております。
そして応援しています。
yasuu