乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

カテゴリー3の石灰化の経過観察

2016年01月11日
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まるさまから

再度のご相談を

いただきました。

********************

昨年末、

高橋先生にこちらの質問を

させていただきました、

まると申します。

先生からの

心のこもったお返事に、

とても感動いたしました。

ありがとうございました。

あれから、

再検査のため、

乳腺外科の先生の所に行き、

エコーと触診をして

もらってきました。

そして先日、

ようやく結果を

聞くことできました。

エコーの結果は、

嚢胞が2つあるが、

悪いしこりなどは、

ないとのことでした。

聞いてみたところ、

市の検診では、

私の場合は、

石灰化で

カテゴリー3

だったそうです。

その石灰化ですが、

小さなものが、

4粒とのことで、

1年ごとに

マンモグラフィを受けるように

との指示で

診察は終わりました。

良くても3ヶ月ごとに

観察していくのでは?

と思っていたので、

不安で聞いてみましたが、

小さすぎて、

半年とかでは、

違いが分からないと思う。

1年後でいいよ、

とのお返事でした。

これは、今回は

ひとまず安心して良い

ということなのでしょうか?

心配しすぎも

良くないな

とは思うのですが。

高橋先生のお話を頂けたら、

と思いメール致しました。

よろしくお願いします。

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高橋です。

まるさま。

ご相談ありがとうございます。

石灰化の

カテゴリー3

という

結果だったのですね。

主治医の先生が

1年後でいい

とおっしゃるのであれば

それに

従うのが

ひとつの方法です。

ただし、

患者様が

ご不安をお持ちであれば

一方的に

「絶対に一年後!」

と決めつけるのでは無く

半年後に

ワンクッション入れて

触診や

場合によっては

マンモグラフィーで

経過観察をするのも

医師としての

重要な役割であると

考えます。

カテゴリー3

であれば

半年後に一度

マンモグラフィーで

明らかな変化がないことを

確認し、

その後からは

「一年ごとでいいです。」

とした方が

患者様も安心されると考え

私はそのように

しております。

ただし

これはあくまでも

私の考え方とスタイルです。

先生方によって

方針は異なると

思います。

少しでも

患者様が安心できるような

体制をつくっていきたい。

私は

そう思います。

もし

まるさまが

ご不安であれば

半年後ぐらいに

先生を受診し

「やはり不安なので

 検査をしてください。」

おっしゃってみて

くださいね。

その時に

胸の気になるしこりや

時々起こる胸の痛みなど

症状が少しでもあれば

それも一言添えた方が

先生も

ご理解くださるでしょう。

それでも

「必要ないから

 帰りなさい。」

と言われたら

また

その時に

考えましょう。

いずれにしても

今の時点で

「あきらかな乳がんの

 所見はない。」

ということに

変わりはないのですから。

考えても

答えが出ない問題は

先送りして

大丈夫です。

これからも

まるさまを

応援しています(*^_^*)

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