乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

朝から生討論

2010年08月15日
299PV

毎日、わくわくします。

<初期治療>

ー術前内分泌療法 その4ー

3.タモキシフェンとアロマターゼ阻害薬との比較(閉経後患者)その2

タモキシフェンまたはアナストロゾール(1mg) 3ヶ月間術前治療の

二重盲検ランダム化比較試験(PROACT, n=451)では

奏効率はそれぞれ35.4%, 39.5%と有意差はなかった。

以上より、

術前内分泌療法として

レトロゾールはタモキシフェンより奏効率が高く、

アナストロゾールはタモキシフェンとほぼ同等である。

術前内分泌療法の期間に関しては、

3ヶ月で効果を評価し、

腫瘍が縮小あるいは不変であれば

6ヶ月まで続けるべきであるという意見が多いものの、

一定の見解は得られていない。

”乳がん診療ガイドライン2010 薬物療法” より抜粋引用

明日は術前内分泌療法のまとめです。

レトロゾールは商品名 フェマーラ、

アナストロゾールは商品名 アリミデックス。

今日は朝からアメリカのテキサス州にある

MDアンダーソンがんセンターの教授である上野直人先生と

Twitterでお話しました。

日本の医療の問題点。

学会活動の問題点について、ご指導を受けました。

上野直人先生から教わったこと。

それは、

自分の経験、実績は、

必ず論文として活字にし、

人々の評価を受けるべきであること。

正式に世界で認められるような実績を、

きちんと作っていかなければ、

医師として不十分であること。

エビデンス、エビデンスと口先だけの

がん治療医であってはならないこと。

そういう内容の、

会話をさせていただきました。

また、刺激を受けました。

気持ちがあらたになりました。

テキサス州と神奈川県で、

会話が可能なんて・・。

夢のようです。

皆様も、このミラクルワールドをのぞいてみてくださいね。

あなたと私もすぐに会話可能ですからね。

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