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<Clinical Question>

がん薬物療法後の遅発性の悪心・嘔吐をどのように予防するか? 

part 3

<解説>

高度リスク

ランダム化比較試験やプールドアナライシスの結果では、

デキサメタゾン4~8mg経口投与(day2~3)と

NK1受容体拮抗薬であるアプレピタント80mg経口投与の併用が

デキサメタゾン単独より有用であった。

この2剤併用は、

5HT3受容体拮抗薬とデキサメタゾンの併用に比べても

有意に遅発性嘔吐を抑制しており(21% vs 36%, p<0.001) ASCOガイドライン2006 MASCCガイドライン2008で推奨されている。 ”制吐薬適正使用ガイドライン 2010年5月第一版” より抜粋引用

やはり、エビデンスに基づいて治療の方針を決定していったほうが

患者様は納得できますよね。

今までは、

吐き気に対して各病院がそれぞれのやり方で

コントロールをおこなっていました。

これからは、

このガイドラインに従っておこなっていくことになります。

昨日は乳腺MRI検査に関する勉強会でした。

今までは、見つかることの少なかった超早期の乳がんも、

早い段階で乳腺MRIをおこなうことによって

見つけることができるようになってきています。

マンモグラフィー、

乳腺エコー、

そして乳腺MRI。

これらを組み合わせることによって、

最強の乳がん検診をおこなうことができます。

でも、乳腺MRIは施設によって

出来るところと、出来ないところがあります。

撮影の方法やテクニックも、

まだ日本全国では統一されていません。

それはすべて患者様たちの不利益になります。

吐き気の治療と同様、

各病院ごとに異なった独自の方法で、

MRIをおこなっていてはいけません。

そうは言っても、残念ながら

私が乳腺MRIを撮影しているわけではありません。

ですから、

あまり偉そうなことを言うことは

毎日頑張ってくださっている放射線技師さまたちに失礼です。

私たちのところでも、

日々技師さまたちが体の各部位ごとに

様々な検査をしてくれています。

乳腺MRIも、高度な技術が必要なのに、

いつもどおりのクールな表情で撮影してくれています。

技師さまたちがいて私たちがいます。

心より感謝しています。

日々新しい機械が導入されていきますので、

技師さまたちは色々なことを覚えなければいけません。

大変だと思います。

私たちも日々勉強。

技師さまたちも日々勉強。

医療スタッフも日々勉強。

患者様たちも日々勉強です。

夏休みだろうとなんだろうと、

日々勉強する姿勢がとっても大事です。

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