乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

群れをなすだけでは・・

2010年09月07日
211PV

「チーム医療は、ただ群れをなすことではない!」

なんて、ちょっと今日は辛口モードでいってみよう!!

<制吐剤治療のダイアグラム>

2.中等度催吐性リスクの抗がん薬
(カルボプラチン、イリノテカン、ドキソルビシン、オキサリプラチン
シクロフォスファミド(<1500mg)) に対する制吐療法

<標準> 

5HT3受容体拮抗薬 day1

デキサメタゾン 9.9 mg 注射(day 1)  
8mg内服/day (day 2~day 4)

<オプション>
 
カルボプラチン、イリノテカン使用時

アプレピタント 125mg(day1) 80mg(day2)
80mg(day3)

5HT3受容体拮抗薬 day1

デキサメタゾン 4.95mg 注射(day 1)  
4mg内服/day (day 2~day 4)

”制吐薬適正使用ガイドライン 2010年5月第一版” より抜粋引用

本日は近くのゴージャスな病院で乳がんの勉強会がありました。

外来延長のために伺うことはできませんでしたが・・・。

ゴージャスというのは例え話ではなく、

本当にゴージャスで、

建物もゴージャス、最上階のレストランもフレンチです。

こういったホスピタリティーにあふれる病院は大好きです。

きっと、職員の皆様も余裕の笑顔をされていることでしょう。

余裕のある環境からは、ゆったりした時間が生まれ、

ゆったりした時間からは、患者様そして職員の笑顔が生まれます。

そして、患者様へのホスピタリティーは、

職員のホスピタリティーにつながり、

職員の高い満足度が、患者様の満足度を高めます。

これは、病院経営の際の大事なポイントでしょう。

でも、実際に経営してみるときっと、

経費削減に目が行ってしまうのだと思います。

罰則や、切り詰め政策は、ひとから笑顔を奪い去ります。

余裕ある、笑顔あふれる、心のゆたかな病院が、

もっともっと増えていったらいいな、

そして、私たちの病院も、

今以上に笑顔あふれる病院にしていきたいな。

そして、余裕あるドクターやスタッフの輪を、

もっともっとつくっていけたらいいな、って思います。

医療スタッフで輪になるだけでもだめ!
その輪の中にきちんと、
患者様を入れてくださいね!
って、みんなでワンクリックしてね。
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