ちょっとつらいお話です。悲しい

―乳がんの病理学的因子をめぐる最近の動向:
St.Gallenコンセンサスの変遷 その2―

2005年から2007年における変化
それが2005年にリスク因子の中にHER2発現状況が加わったのを機に、n転移状況やpTといったTNM分類をベースとしたリスク因子を重要視する考え方から、
“治療への反応性”に影響する腫瘍の生物学的特性と再発リスクをもとに、化学療法を必要とする最適な患者群を選別しようという考え方に変わってきました。
またほぼ同じ頃に、マイクロアレイを用いた遺伝子発現解析に基づく
“intrinsic subtype”という分類法が登場し、
乳がんをluminal A、luminal B、HER2、basal-likeの4つに区分して治療法を決めようという流れが出てきました。

2007年のコンセンサスでは、こうした状況から内分泌反応性とHER2が“治療への反応性”を決める二本柱となりました。しかし、考え方の転換をはかる過渡期にあり、“治療への反応性”とリスク因子の区分が、かえって混沌としてしまったところがありました。

“乳がんにおける最新の病理学的因子の評価基準とその臨床応用をめぐって“ 
Breast Cancer Discussion より抜粋引用
発行:アストラゼネカ株式会社、日本化薬株式会社
制作:リノ・メディカル株式会社

現在の乳がんの治療は最終型ではなく、いまだ試行錯誤を繰り返しています。

でも、その中でも最高の治療ができるように私たちはエビデンスに基づくガイドラインを利用しながら患者様とお話して方針を決めていきます。

乳がん検診を受けた患者様の中で車イスで通われている方がいらっしゃいます。

彼女は付き添いの方とともに電車を乗り継ぎながらおいでくださいます。

途中には、電車の乗り降りあり、エスカレーターの乗り降りあり、車の乗り降りあり、おトイレにも行かなければいけません。

その苦労は並大抵のものではありません。

彼女が先日悲しそうにおっしゃっていました。

「駅で、エレベーターに乗ろうとしたらたくさんの人が乗っていて乗れませんでした。駅員さんが、車イスの方が優先ですから降りていただけますか?とみなさんに声をかけたら、中のひとりのおじさんが“優先てのはな、優れた人が先に行くっていう意味なんだよ!あんたは優れているのか?”と捨て台詞を残して出て行ったんです。」

誰もが自分のおかれた環境の中でベストを尽くしています。

病気のために精神的に落ち込んでいて笑顔になれない方。

怪我をして体が思うようでない方。

仕事でつかれているかた。

色々な状況の方は確かにいて、誰もがもがき苦しんでいます。

ですから車イスの方だけを特別に気の毒だ、とか大切にしようというつもりはありません。

お互いに、すべての人々をもっともっと大切にして欲しいのです。

日本人の優しさを私は信じていたい。

不景気が人々からこころの余裕を奪っているのでしょうか。

人の痛みを最も知っているはずの医者が、まず率先して人々をもっともっと大切にしていくところから始めなければね!

くれぐれも切り捨ての医療にならないように。

あんまり高飛車な医者は、「あんたは優れているのか?」って、そのおじさんに叱っていただきましょうかね。

今日は、辛口のまま突っ走ったね!
よっぽどyasuuも怒っちゃったんだね。

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