何でもあきらめないことが肝心です。

―乳がんの病理学的因子をめぐる最近の動向:
St.Gallenコンセンサスの変遷 その6―

ホルモンレセプターが10%以上染色されていれば、内分泌療法の効果が期待できることは癌研の秋山先生や堀井先生が報告された通りです。(Pathol Int,57;784-790,2007)
あの研究のなかでもエストロゲンレセプター陽性細胞の割合が多いと、内分泌療法の治療効果が高くなることが示されています。
ただし、山下先生が発表された転移性乳がんの場合(Breast Cancer,13 :74-83,2006)や、アロマターゼ阻害剤(AI剤)を用いた場合には、エストロゲンレセプターのカットオフ値を低めにしても効果が期待できると言う報告がありますので、少しでも陽性細胞が存在するのであれば、内分泌療法を適応する可能性を残しておくという意味合いで、今回のコンセンサスになったと理解しています。
“乳がんにおける最新の病理学的因子の評価基準とその臨床応用をめぐって“ 
Breast Cancer Discussion より抜粋引用
発行:アストラゼネカ株式会社、日本化薬株式会社
制作:リノ・メディカル株式会社

ホルモンレセプターが1%でも陽性であれば、治癒の可能性を高めるためにホルモン治療をおこなう。
やがてはハーセプチンに関しても少しでもハーセプテスト陽性であれば、やりましょうってなるかもしれませんね。

先日、素敵な結婚式そして披露宴に参列させていただきました。

新郎さんは若くてすがすがしい、頼りがいのある青年でした。

新婦さんは、美しくおしとやかな女性で、笑顔が素敵でした。

楽しく夢のようなひとときを過ごすことができました。

ただひとつ違ったこと・・

それは、新婦さんのお父様が病気を患っていて、動くことができず、ベッドのままの参加だったことです。

私は医師として薬剤を準備しながら、新婦さんのお父様のそばにいさせていただきました。

お父様は入院中でしたが、娘様の結婚式にどうしても参加していただきたく、病院全体でバックアップをさせていただいたのです。

お父様は、前日まで、お熱があり、ぐったりして、吐き気もあり、体の痛みのために起き上がることも出来ませんでした。

しかし不思議なことに、結婚式当日には熱も下がり、吐き気もおさまり、痛みも消えました。

式や披露宴の最中も痛みをおっしゃることもなく、体を起こしたり、拍手をしたり、シャンパンでの乾杯もすることができました。

御家族にとっても、私たち病院スタッフにとっても、心に残る大切な1ページとなりました。

これからお父様をどのような運命が待っているのかは誰にも分かりません。

病気はある日突然襲ってきます。

そして、人間の命もいつ失われてしまうのか誰にも分かりません。

私たち医療スタッフは、患者様、御家族様の御希望を第一に考えながら、でも後悔のない医療をこれからも提供し続けたいと考えます。

今回、病状をご理解いただいた上で、前例がないにも関わらずお父様の式参加の受け入れをしてくださった結婚式場の皆さま、そして移動に際してご協力いただいた救急搬送スタッフの皆さま、また派遣ナースの方にも深く感謝です。

ありがとうございました。

そしてお父様、新郎新婦様、御家族様、本当におめでとうございます。

そうだね。

医療は薬剤を使って治療をおこなうことだけがすべてではないですものね。

これからも何でもみんなで力を合わせてやっていこう!

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