様々なところでプロ意識の欠如がみられるようになってきました。
―家族性乳がんの最新知見― その4
<日本人乳がん卵巣癌症例を対象とするBRCA1/2遺伝子検査>
BRCA1/2遺伝子検査の実施に関する同意の取得と遺伝子検査の実施はすべて遺伝カウンセリング外来で行われた。
男性4名、女性131名、合計135名が受診し、遺伝子検査の前後に平均3.36回の遺伝カウンセリングが実施された。
発端者を含め合計2,242名の血縁者の家系情報が解析され、1家系あたりの血縁者の総数は平均16.6名であった。
BRCA1/2遺伝子検査が行われた135例中36名(26.7%)で蛋白質合成の中断を伴う病的変異が認められ、その内訳はBRCA1遺伝子 17例、BRCA2 遺伝子 19例であった。
“これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用
乳がんや卵巣がんの経験のある方の、4人に一人は遺伝子に異常が認められているという結果です。
これは逆に考えれば、遺伝子検査を前もってしておけば、4人に一人は発病を防げた可能性があるということかもしれません。
でも研究や統計のデータをそのままひっくり返して考えることは危険です。
あくまでも結果論なのですから。
あしたは海外の女性とのBRCA1/2遺伝子陽性率の比較です。
職人たちのプロ意識。
選手達のプロ意識。
技術者達のプロ意識。
専門職のプロ意識。
様々な分野でのプロ意識が元気ありません。
プロ意識とは一体なんでしょうか。
それはプライドであり、
自分の存在意義だと思います。
プロ意識を捨てることは、
自分の命を捨てたのと同じこと。
プロ意識を捨てて自分勝手な道を歩き出した結果、
職種によっては多くの方の命を危険にさらします。
自分の選んだ道。
その道を汚さぬように、
誇りを持って、
プロ意識をつらぬき通していきたいものですね。
今日は辛口トークですね。
でも急速に日本の信頼が失われてきている気がする・・。
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お久しぶりです!
またまたホウカシキ炎を起こしてしまい、只今病院のベッドからお便りさせていただきます。
入院する度に、今の自分の職業にますます愛おしさを感じます。
医療・看護を受ける立場になると‥特に入院の場合、医療者の患者への思いが手に取るように伝わって来ます。
逆の立場に立った時、果たして自分の振る舞いは、患者様にとってどうなんだろう?って考えています。
この道 常に日々を探求し続ける事が、誇りを持つという事に繋がるのでしょうか?
職業人として、ガン患者として、今の自分に与えられた環境での中で、いつでも誇りを持ち続けている姿を 娘達や夫、両親 支えてくれている方々に見てもらいたい!って思います。
なんか‥主題とはかけ離れちゃいましたね。スミマセンm(_ _)m
先週は40℃オーバーの発熱&WBCも1110までダウンしたので、ハーセプチン中止になりましたが、G-CSF使いました。
腕も炎症落ち着きました。
明日はタキソテール&ハーセプチン&ゾメタをやり、明後日に退院しようと思っています。
先日、骨シンチで腰椎の転移巣は不変、側頭骨にも転移が有ったと聞き、ちょっとビックリしましたが… 腸骨の転移巣が消失していたのは明るい話題です。
yasuu先生、初めまして。
毎日拝見させていただいています。あたたかい先生のコメントを見て、思い切って書いています。
私は昨年DCISの温存手術を受け、放射線治療も済み、現在は経過観察中です。
私の主治医は、どんな質問にも丁寧に答えてくれ、ひとつもいやな顔をせず、きちんと説明してくれ、明るくやさしく、心から信頼し慕っています。
しかし、まもなく休診に入られると告げられました。産休というハッピーなニュースで本当に素敵なことなんですけど、
少なからずショックを受けてしまいました。
このことを自分の喜びとして受け入れなければという思いはあるのですが、先生に去られてしまう寂しさが先に立ってしまい、心の整理がつきません。
時間が解決するのかもしれませんが、何か深い喪失感で気持ちがふさぎがちで元気が出ません。
このような気持ちを持つのはおかしなことなのでしょうか。
自分でも自分がわからないくらいです。
本当にお世話になった先生のためにも病気を克服して元気に生きていくことが恩返しだと頭ではわかっていますが、心が追い付いていきません。
誰にもわかってもらえない気がして、ついyasuu先生を頼ってしまいました。長々とすみません。
ホントは病気のことを相談しなきゃいけないんでしょうけど(苦笑)
さき様 from yasuu
さき様。
いつもご訪問どうもありがとございます。
お体がつらいのに、患者様のために頑張っている。
同じ医療従事者として誇りに思います。
そして御家族もきっと誇りに思っていることでしょう。
さき様はみんなに勇気と元気を与えてくれています。
もし、さき様が元気の無いときには、
こちらで一息ついてくださいね。
つらいことや悲しいことなどを、
そっとつぶやいてくださいね。
私でよろしければお聞かせくださいませ。
また今後ともよろしくお願い申し上げます。
コメントをくださいましてどうもありがとうございます。
yasuu
able様 from yasuu
able様。
初めまして。
ご訪問どうもありがとうございます。
そうですね。
それは寂しいと思います。
今まで頑張れてこれたのはきっと、
その先生が心の支えだったからですよね。
でも先生も同じ人間です。
恋愛すれば結婚もしてお子様も産んで・・。
もしかしたら同じ病気になるかもしれない。
そうなんです。
ひとの人生は先が読めません。
ですから今を精一杯生きていかなければいけないのですよね。
able様。
産休が終わったらまた先生が帰ってきてくれることを信じて待ってみましょうか。
でも期待しすぎてもいけませんね。
本当に何があるか分からないから、
人生はまた楽しいのです。
一つ言えることは、
able様は主治医の先生のお力もあって、
非浸潤性乳がんを乗り越えることができた。
ということです。
これを一つのきっかけとして、
また強く大きくはばたいてみてはいかがですか。
雨のあとには必ず晴れ間が広がりますからね。
また何かございましたらいつでもおいでくださいませ。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
yasuu
yasuu先生、お忙しい中お返事いただきありがとうございます。
先生の一言、一言が素直に心に入ってきました。
自分で自分に言い聞かせていたことと同じことを、yasuu先生は深く丁寧に伝えてくださると共に、考え方を指し示してくださいました。
きっと、こうして誰かに言ってもらうことを必要としていたのかもしれません。
全く情けないやつですみません。でも本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。
先生もどうぞお体大切に。
別コメントではありますが、さき様もどうぞお大事にと、こちらのコメントより伝えさせていただくことお許しを。
able様 from yasuu
お返事をくださいましてどうもありがとうございます。
また何かご不安な時には、いつでもおいでくださいませ。
御一緒に、
「どうしたらいいかなー?」
って考えましょうね。
ずーっと私はここにいますからね。
それでは今後ともよろしくお願い申し上げます。
yasuu