ほんとに情けないよね。

―トリプルネガティブ乳がん (分子標的薬剤)
アキシチニブ(axitinib)はVEGFR、PDGFR、c-kitのチロシンキナーゼ阻害薬である。
ドセタキセルとアキシチニブの併用は、
奏効率(40% vs 23%)
無進行期間(9ヶ月 vs 6.3ヶ月)
で有意に優れる傾向を認めた。
スニチニブ(sunitinib)は、VEGFR、PDGFR、c-kit、Flt3の、
すべてのkinaseを阻害する。
アンスラサイクリン、タキサン抵抗性乳がんに対して、
スニチニブ単独で11%の奏効率が報告されている。
これら分子標的薬剤も、
トリプルネガティブ乳がんに対しての効果に期待がかかる。
“これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用

分子標的治療薬。
私は消化器領域の疾患に対しても幅広く対応しております。
ですから色々な種類の分子標的治療薬を使用経験済みです。
それらが、乳がんの患者さまにも幅広く使用できるようになれば、
これほど嬉しいことはありません。
エビデンスも大切ですが、外科医の命は経験です。
自分がどれほど多くの患者様と接してきているか、
どれだけ多くの方に治療をおこない、
どれほど多くの方の笑顔に囲まれてきたか。
そういった経験が、次の患者様の笑顔につながるのです。
いつしか、経験を重んじていたはずの外科医が、
“エビデンス“ すなわち 「論文における治療の正当性」
を口にするようになりました。
それは多くの患者様、そして国民が望んでいらっしゃるからです。
ガイドラインに無い治療。
標準治療からはずれた治療。
自分なりの工夫を加えた手術。
これは今は許され難い世の中です。
本来、外科医は、
「自分はこれに関しては誰にも負けない!」
そういうものを持っています。
自分なりの工夫。
患者様ごとの調節。
それは何科においても、
許されなければいけない、
そう思います。
しかし、それを言い始めると、
勝手に悪用するものも出てきます。
標準治療やガイドライン、そしてエビデンス。
まずは王道から入り、
その治療の背景を十分に理解した上で、
患者様ごとに治療を工夫していくこと。
これは素敵なことだと思います。
だって、患者様それぞれ、
薬の副作用や効果、
そして生活スタイルや価値観。
みんなそれぞれ違うんだからね。
「エビデンスが無い治療はしません。」
「あなたにはもはや治療はありません。」
そんな敗北宣言は、
良い経験をしてきているドクターは、
絶対にしませんよ。
そう。
わたしも絶対に敗北宣言はしないからね!
自分の信念を貫く事って大切だよね!
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