今日は、キャンサーサバイバーという言葉を考えてみたいと思います。

質問:
インフォームドコンセントにおいて患者さんのするべきことは・・?
お答え:
乳房温存手術と乳房切除術が適応になる患者さんを例にとると、
「乳房温存手術か、切除術か。」
を患者さんご自身が選ぶのではなく、
「私は何を一番にしたいか。」
「ふくらみを残したいのか、再発がいやなのか。」
を考えて医師に伝えるのが患者さんの役割です。
温存手術後にきれいにふくらみが残るかどうかは、
しこりの大きさや場所によって大きく変わってきます。
無理に温存するよりも、切除して再建したほうがかえってきれいに仕上がる場合も多いので、ふくらみが大事であればそのことを伝えてください。
何が自分にとって大事なのか、最初は分からないときがありますが、
医師や看護師、経験者の人と話をしているうちに分かってくることもあります。
別の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きに行くのもよいと思います。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より抜粋引用

日本では“キャンサーサバイバー”は、“がんを克服した者“として受け止められていますが、アメリカでは、がんの告知を受け治療を開始した時点で、その方はキャンサーサバイバーと呼ばれます。
すなわち、
“がんを乗り越えるために歩き始めた時点で、すでに新しい人生をスタートしているのだ“
という考え方だと私は受け止めています。
いつ人はアクシデントに巻き込まれるかわかりません。
それは事故かもしれないし、病気かもしれない。
怪我をして、急にハンディキャップを背負うことになるかもしれない。
病気になること。
今までの人生観が変わるような出来事が襲ってくること。
人生の中には、もう立ち直れないと思えるような出来事が降りかかってくることがしばしばあります。
その時にひどく落ち込んでしまって、
「もう立ち直れない。人に何を言われてもつらく悲しい。」
そういう時期ももちろんあると思います。
ただし、その時点であなたは新しい人生を歩き始めてることを忘れないでください。
前の自分より確実に人の痛みが分かるようになり、
そしてより強く成長しているはずです。
少しだけ涙を流したあとは、
ぜひキャンサーサバイバーとして、
新たな一歩を歩き出してください。
今現在治療中の方も、もちろんキャンサーサバイバーなのですからね。
でも横文字だとなんとなくピンとこないよね。
もっと良い言葉はないかな?
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