今日は、主治医に確認すべき項目についてのお話です。

質問:
患者の聞くべきことは何ですか?
お答え:
治療の前に聞いておくべきポイントを挙げましたので、参考にしてください。
・私の病状はどのようなものですか。
    (病気の広がりや手術ができるかどうか)
・治療の内容と目的は何ですか。
    (再発の予防、症状の緩和など)
・その治療のリスク(副作用など)はどのようなものがありますか。
・その治療を受けると、どんな良いことがありますか。
    (再発の可能性が低くなる、症状が軽くなるなど)
・日常生活はどれくらい制限されますか。
    (入院か外来か仕事を休む必要があるかなど)
・他の治療はどのようなものがありますか。
    (それぞれの利点・欠点やお金はどれくらいかかるか)
・その治療を受けないとどうなりますか。
・私の希望にあった治療は何ですか。
    (再発の可能性はできるだけ少なくしたい、胸の開いた洋服を着たいなど)
同じ病状の患者さんでも、考え方や希望は一人ひとりで異なりますので、治療の目的、リスク、利益、コスト(時間やお金)のバランスをよく検討して、納得したうえで治療方針を決めてください。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より抜粋引用

是非、こ、これだけは譲れないということを主治医にお伝えください。
インフォームドコンセントとは、
十分な説明を受けたうえで自分の受ける治療を自分で決める権利を患者様が持っていることを表したことばです。
「自分はしろうとだから先生が全て決めてください。」
そうおっしゃる患者様はまだまだたくさんいらっしゃいます。
でも、そういう時代は終わったのです。
無理やり他人に決められた方針に従った結果、
納得できない方向へ向かっていってしまうこと。
時々ありますね。
医療においてはこれはあってはならないことだと思います。
ただし、誤った知識をもとにして、
本来受けるべき治療を放棄し、
誤った方向へ向かって行ってしまうこと。
これは悲劇です。
悲劇が繰り返されないよう、
是非とも十分に御説明を受けて、
不明な点は何度も確認し、
正しい知識に基づいた適切な判断をなさってくださいね。
私でよろしければお手伝いさせていただきますからね。
さあさあ今日もコメントへのお返事や神奈川乳がん治療研究会の回答も、
あと学会発表の準備も来週の緩和ケアチーム会議の準備も、
それからそれから・・・・
全部しっかりやりなさいね!
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