乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

いつまでも信じてる。

2009年12月24日
258PV

今でも私は信じています。

<ご質問>
閉経前にエストロゲン(女性ホルモン)を減らす方法は?
<お答え>
エストロゲンは閉経前の女性では主に卵巣でつくられ、
卵巣機能が低下した閉経後は副腎や脂肪組織でつくられます。
閉経前の女性では、
脳の「視床下部」というところから「下垂体」に、
「性腺刺激ホルモン(LH)」 を出す指令(性腺刺激ホルモン放出ホルモン、LH-RH)
が出されると、
下垂体は性腺刺激ホルモンを出して卵巣を刺激し、
卵巣はエストロゲンをつくります。
LH-RH アゴニスト製剤(ゾラデックスやリュープリン;yasuu追補)は、
LH-RHとよく似た構造をもつ物質でLH-RHの働きを邪魔するため、
下垂体から卵巣への刺激が出なくなり、
その結果エストロゲンはつくられなくなります。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より抜粋引用

今日は閉経前の女性における、女性ホルモンの減らし方について学びました。
乳がんの多くは女性ホルモンにより刺激を受けて発育するために、
女性ホルモンを減らしてしまおう、という治療です。
いわゆるアンチエイジング療法と言われているものは、
エストロゲンを投与することによって若返りを図ると言って行われています。
従って、
乳がんに対するホルモン療法は女性ホルモンを抑えること、
アンチエイジングのホルモン療法は女性ホルモンを増やすこと、
です。
くれぐれも誤解のありませんようにお願いいたします。
今日は待ちに待ったクリスマスイブです。
サンタさんは今年も皆様のもとにきっと訪れます。
たとえ、朝起きて枕元に何もなかったとしても、
きっとあなたの心の中に元気のでる魔法をそっと置いていってくれてるはずですよ。
朝起きたらそっと胸に手をあてて、耳を澄ましてごらん。
遠くから、すずの音が聞こえてくるからね。
それでは、みなさま。
メリークリスマス!
子供も大人も、
たくさんの夢を持って楽しい人生にしていきたいよね!
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