ATAC試験。
今日で、一段落です。
明日からはTEAM試験です。

Buzdar先生:
Ellis MJが発表していましたが、AI(アロマターゼ阻害薬;yasuu注釈)に抵抗性となった転移性乳がん患者を対象にエストラジオールの高用量(30mg/day)と低用量(6mg/day)を投与し、臨床的有用性(clinical benefit ; CR(著効)+PR(奏効)+SD(増悪無し)が24週間以上継続;yasuu注釈)が高用量群で40.7%、低用量群で41.6%であったことを報告しています。
SD(増悪無し)が得られた患者にはAIを再び投与したところ、再び奏効した患者もいました。
詳細なメカニズムは不明ですが、エストロゲン濃度が変化することによって、再びホルモン療法に感受性を持つようになると思われます。
“アロマターゼ阻害剤(AI)をめぐる最新報告 ―SABCS2008からー” 
「San Antonio Breast Cancer Symposium Round Table Meeting」
出演者:
大阪大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科 野口 眞三郎先生
MD Anderson Cancer Center Aman Buzdar先生
University of Newcastle John Forbes先生
杏林大学医学部 乳腺外科 井本 滋先生
熊本大学大学院医学薬学研究部 乳腺・内分泌外科学分野 岩瀬 弘敬先生
愛知県がんセンター中央病院 乳腺科 岩田 広治先生
独立行政法人国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 大野 真司先生
東京医科大学 乳腺科 河野 範男先生
聖路加国際病院 乳腺外科 中村 清吾先生
「新薬と臨床」第58巻第3号 別冊 平成21年3月10日発行

明日は腫瘍内科の第一人者の先生が座長を務められる“乳がん治療の今後“に関するセッションがあります。
あまり変な質問をすると、その先生のブログで「バカな外科医がこんな質問をしてきた」と言われて涙がでてしまうので、選りすぐった質問をしてきたいと思っています。
(追記:その第一人者の先生は、患者様には優しく、勉強しない医師には教育のために厳しい先生です。決して、悪い意味でこの文章を書いているわけではありません。 2009.7.6 yasuu)
私たち医師は実は結構命がけで学会参加し、勝負をしてくるのです。
「そんなことも知らないのか。」
みたいな上から目線の先生もいらっしゃるし・・。
でもそんな感じで真剣勝負をしてくると自分の知識も確かなものになっていきますので、ありがたいのです。
↓よし。じゃあ明日は傷だらけになって帰って来なさい!って応援クリックをお願いできますか。 クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。
blog ranking