乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

BIG 1-98試験 その2

2009年07月06日
269PV

ビッグワン試験 その2です。
ビッグなやつ!
という意味でしょうか。

Forbes先生:
BIG 1-98試験において、タモキシフェン5年投与群の盲検が解除されることになった中間解析の結果は2005年に発表されました。
その結果、レトロゾール投与群はタモキシフェン投与群より再発リスクを19%、遠隔転移リスクを27%有意に減少することが示されたのです。
その後、タモキシフェン5年投与群とレトロゾール5年投与群のみを対象に追跡期間中央値51ヶ月時点で行われた解析においても、レトロゾール5年投与群はタモキシフェン5年投与群より再発リスクを18%、遠隔転移を19%、いずれも有意に減少することが示されました。
“アロマターゼ阻害剤(AI)をめぐる最新報告 ―SABCS2008からー” 
「San Antonio Breast Cancer Symposium Round Table Meeting」
出演者:
大阪大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科 野口 眞三郎先生
MD Anderson Cancer Center Aman Buzdar先生
University of Newcastle John Forbes先生
杏林大学医学部 乳腺外科 井本 滋先生
熊本大学大学院医学薬学研究部 乳腺・内分泌外科学分野 岩瀬 弘敬先生
愛知県がんセンター中央病院 乳腺科 岩田 広治先生
独立行政法人国立病院機構九州がんセンター 乳腺科 大野 真司先生
東京医科大学 乳腺科 河野 範男先生
聖路加国際病院 乳腺外科 中村 清吾先生
「新薬と臨床」第58巻第3号 別冊 平成21年3月10日発行

明日から1ヶ月に1回、院内のスタッフ向けに緩和ケアに関するニュースを発行することにしました。
先日、日本緩和医療学会の発表の中で、院内での広報活動の一環として、月刊ニュースの発行をおこなっている病院があり・・・・・・そのまねっこです (^_^)v
事務職の方にも医療スタッフにも全員に配ってみんなの緩和ケアに関する知識を増やしていただきたいと思っています。
今日、創刊号のできたてほやほやを医療事務の方に特別にお見せしてみました。
するとさっそく質問を受けました。
「ところで緩和ケアの対象はがんの方だけなんですか?」
そこで、私の思いをお伝えしました。
「本来は、全ての病気の患者さんの苦痛を緩和して差し上げたいと思っています。でも、まずはがんの患者様から少しずつ広げていきたいと思っています。」
そうなんです。
本当は、医療スタッフは全てのあらゆる御病気の患者様の心の中を読み取り、その苦悩を緩和して差し上げるべきなのです。
今日は、そのことを改めて感じました。
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