もう少し乳房切除術に関するお話です。

「特にDCIS(非浸潤性乳管がん)のなかでも、5cmを超える広範囲な分布を示すような症例では、どこかにがんの浸潤部分があることが懸念され、腋窩リンパ節の試験切除もしくは腋窩下部の郭清の適応となる。
もちろん、非浸潤がんで十分な病理学的検討がなされている場合は全乳房切除のみでよいが、生検診断例でもがん全体の浸潤の有無をすべての組織で確認しているわけではないため診断は慎重におこなう。
<全乳房切除+腋窩郭清  窪田智行先生・三浦重人先生(総合上飯田第一病院外科)分担執筆>
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」

DCISすなわち非浸潤性乳管がんは、腫瘍のひろがり全体を観察して、すべての範囲においてがん細胞が乳管内にとどまっていることが顕微鏡検査で証明されると、非浸潤がん確定となります。
非浸潤がんであれば理論上は転移も起きませんので、非常に早期でみつかって良かった、という結論になります。
本日は夕方の診療が終了後、救急車の対応が待っています。
みんなが今日も元気で過ごせますようにお祈りしています。
静かに夜をお過ごしくださいませ。
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