また聞いたことがないものが登場です。
パクリタキセルは比較的お聞きになる機会がありますよね。
アルブミンもお聞きになることがありますよね。
アルブミン結合パクリタキセル。
聞いたことがないですね。
アルブミン結合パクリタキセル(ABI-007)は、水に極めて溶けにくいPTX(パクリタキセル)をヒト血清アルブミンと結合することによって水溶性とした薬剤である。
従って、水溶性とする目的でPTX(パクリタキセル)に含有されているクレモホール(ヒマシ油)および無水エタノールが不要となっている。
そのため従来のクレモホールに起因する過敏症の発現が抑えられ、過敏症予防目的で使用されるステロイドなどの前投薬も不要である。
また投与時間もABI-007では30分に短縮された。
ABI-007のサイズは約130ナノメートルと赤血球の80分の1の大きさで、ほぼウィルスと同じスケールである。
抗がん剤をナノ粒子化することにより、腫瘍部分への有効成分の到達がより容易となり、またより高濃度で滞留する可能性が高くなると考えられている。
“乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」
今はやりのナノ粒子ですね。
ナノメートルはちなみに10億分の1メートルのことです。
美顔にもナノのスチーム、
ドライヤーにもナノ、
そして抗がん剤にもナノのパワーが注目されています。
先日、“真夏のオリオン”をみてきました。
開始10分ぐらいからずーと最後まで涙が止まりませんでした。
愛する人々のために命がけで闘うことの尊さ。
ただ純粋に自分の大切な人を守るために全力を尽くすこと。
素敵だと思います。
もちろん戦争を肯定するわけではありません。
でも私は自己犠牲の精神はとっても美しいことだなって思います。
私の理想とするところです。
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お忙しいのに返信ありがとうございます
治療方針の用紙を確認してみると
ホルモンレセプター陽性
エストロゲンレセプター陽性
プロゲステロンレセプター±と検査結果に書かれています
ホルモンレセプターも陽性の為、生理を止めるような治療2、3年とTAM薬剤投与その後3、2年も考えていいと思いますと続いてます。ホルモン治療については次回の診察日までにするかしないかを決めて来て下さいとのことで なぜ絶対しなさいではないんだろうと少し不安なのです 副作用とかがあるからですか?それともしたからといって100%再発はしないとは言いきれないからでしょうか?
ららん様
ご質問どうもありがとうございます。
不安がいっぱいですよね。
ホルモンレセプターが陽性の乳がんであれば、ホルモン治療はおこなった方がよいと考えます。
ただし、非浸潤がんであれば必ずしも必要はないでしょう。
一般的に私たち医師は、患者様に色々な選択肢を提示させていただき、患者様と御家族に選択していただいています。
治療を強制することはありません。
皆様は提示された治療方法の、安全性および利益について十分に医師から説明をお受けになって選んで下さい。
早急に結論を出さなければいけない問題ではありません。
今一度主治医の先生にご相談してみてください。
必ず次回までに答えをださなければいけないということは絶対にありません。
納得してから色々な治療をお受けになってくださいね。
またご不安なことがございましたら、ご相談くださいませ。
yasuu