乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

閉経後女性のホルモン治療 その2

2009年01月25日
377PV

今日の関東は澄み切った青空とまばゆい太陽の光に包まれています。
こんな時にもきっと、北の大地の方では大雪が降っているのでしょうか。
大雪の中での生活はたくさんの苦労があると思います。

「リンパ節転移陰性乳がん患者を対象とした2試験において、タモキシフェンの5年投与は10年投与と少なくとも同程度に有用なことが証明されている。
リンパ節転移陽性乳がん患者を対象としてタモキシフェンの5年投与と10年投与を比較したAdjuvant Tamoxifen, Longer Against Shorter(ATLAS)試験の予備報告では、再発の相対リスクが統計学的有意に13%低下したことを明らかにした。
トレミフェンは構造がタモキシフェンと類似しており、閉経後女性のアジュバント(術後;yasuu注釈)療法において、少なくとも同等の効果を示す。
American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」

みなさまのホルモン治療のお悩みが少しずつでも解決できますように、もっともっと情報収集に努めます。
北の大地といえば富良野に対して特別な感情があります。
学生時代に、夏の富良野を訪れ、自分のこの目でラベンダーが一面に広がっているのを見たときにはその素敵な香りと景色の美しさの相乗効果で意識を失いそうになりました。
そして何よりも「北の国から」世代の私としては、富良野のイメージが勝手に自分の中で美しく作り上げられておりますのでより一層感慨深いものがありました。
最近は学会発表の時に、札幌の往復は時々できます。
でも、状況によっては日帰りのこともあります。
ただ、札幌を訪れる一瞬だけで十分に心が洗われる気持ちになります。
今度チャンスがあればまた、富良野を訪問しさらに心を磨いてきたいと思っています。
しかし厳しい寒さ、そして環境のなか、そこで実際に生活されているかたの苦労は計り知れないものがあると思います。
でもそういった厳しい環境の中で、強い心は育まれていくのでしょう。
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