乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

閉経後女性のホルモン治療 その4

2009年01月27日
312PV

昨日はとってもとっつきにくいお話でした。
今日はどうでしょうか。

「早期乳がんを有する閉経後患者には、アジュバント(術後)療法の一環としてAI(アロマターゼ阻害薬)を投与すべきである。
AIの至適用法(単剤療法、逐次療法、投与期間など)について検討が必要である。
現時点では、AIによる初回療法および逐次療法いずれも妥当な選択肢である。
しかし、腫瘍の増殖が速い患者、多数の区域リンパ節転移がみられる患者、poor metabolizer表現型を呈する変異型CYP2D6を有する患者、またはCYP2D6阻害作用をもつ薬剤を併用する必要のある患者など、一部の患者サブグループについては、初回療法が特に有益と思われる。
American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」

がんばって難しい用語に慣れてくると、なんとなく分かった気分になるものですね。
目をつぶってぽんぽんと手にとって購入した本があります。
私は、はやりものを読むのが余り好きではないのです。
そんなひねくれものな私ですが、今回だけは「はやりに流されるな!」という自分のこころに目を閉じて、思い切ってえいっと上下巻とも買ってしまいました。
ジェネラル・ルージュの凱旋
まだ読み始めたばかりですが、救急病院内での様子をここまで文学的に表現できるのか、と愕然としてしまいます。
「こういう先生いるな。」
とか、
「こういう婦長さんいるな。」
とか、
一人一人のキャラクターの描写が、あたかも実在するかのような錯覚におちいります。
まだ、「ジェネラルって将軍っていう意味なのか・・。」
と言うレベルしか分かっていないしろうと読者ですが、また満員電車の中で読んでいきたいと思います。
皆さんはもう読み終わってますよね。
まだの方。
一緒に読みはじめてみませんか。
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