乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

術前化学療法の治療効果 その2

2009年03月10日
300PV

術前化学療法の治療効果判定についてのpart 2です。

「病理学的完全奏効(pCR)の判定は有用な予後予測因子である。
しかし、pCRの定義は統一されておらず、研究施設や組織によって異なる。
すなわちpCRの定義には、
1.原発巣の浸潤がん巣が消失した場合、
2.原発巣のがん細胞がすべて(浸潤がん巣と乳管内がん巣いずれも)消失した場合
3.原発巣の浸潤がん巣が消失しリンパ節転移もみられない場合、
4.原発巣のがん細胞がすべて(浸潤がん巣と乳管内がん巣いずれも)消失しリンパ節転移もみられない場合、
がある。
乳癌診療ガイドライン 検診・診断 2008年 より抜粋引用」

定義が統一されていないなんて困ってしまいますね。
誰かがしっかりまとめないと、臨床試験などの結果がばらばらになってしまいますものね。
今日は手術の合間に、病院の食堂でポークソテーを食べることができたのでとっても元気です。
お魚も身体に良いのですが、どうしても体力や集中力が必要なときには、お肉を身体が欲してしまいます。
皆様にはよく、健康管理に気をつけなさいと、お叱りを受けておりますが・・・。
でもお肉のおかげで、今とっても元気ですので、夕方の診療も集中して皆様のお話をお聞きして、全力でご期待にお応えいたしますね。
それでは行ってまいります (^^)/
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