今日はマンモグラフィーを読影している私たちの心のなかをのぞいてみます。
日常のマンモグラフィー読影において、石灰化が良性か悪性かを白黒はっきりさせることは非常に難しいことが多く、これがカテゴリー3という結論につながってしまうのです。
それでは、私たちのマンモグラフィー読影の際に気をつけるべきポイントをみてみましょう。

「微小石灰化の鑑別でのpitfall(落とし穴; yasuu注釈)をあげる。
一つは、区域性石灰化はがんとは断定できないものの、気持ちは「がん」に傾くところである。
その根拠は、区域性分布石灰化ががんであった症例は示されているが、がんではないものの情報が少ないことがあげられる。
あと一つは、片側性・びまん性に分布する分泌型石灰化である。
両側性であれば乳腺症と診断できる石灰化も、片側性の場合にどうするかは示されていない。
対側に同様の石灰化がたとえ少数でもあるのではないか、という気持ちを持って探すのが基本であるが、どうしてもない場合にはカテゴリー3として精密検査を行うことを勧めたい。
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」

いかがですか。
カテゴリー3の石灰化は、色々な背景の中で診断されていくものなのです。
また、カテゴリー3の石灰化と診断される方は非常に多いです。
その中の一部の乳がんの方を見落とさず、早期に治療を行って乳がんを完治させることを目標に、厳しい試験を女性に受けていただいているのです。
決して悲しませるために、カテゴリー3とつけているわけではありませんので、いたずらに不安にならずに、落ち着いてくださいね。
今日は、ちょっと病院に顔を出して、皆様がお元気なのを確認いたしました。
それでは、また来週もがんばりましょうね。
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