乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

飲み込むつらさ

2016年03月27日
357PV

加藤さまから

ご相談をいただきました。

********************

80歳を超える、

母が声帯の動きが悪く

声もかれてしまって

先日声帯にコラーゲンをいれ、

少し発声

出来るようになりました。

5年前に肺がんをとり、

3年前に

リンパに転移が見つかり、

放射線治療をしました。

昨年は

タコ壺心筋症になってしまい

完治はしました。

以上が母の病気です。

血液検査では、

異状なしと、聞いてます。

今は食べ物が食べれなく、

水分を飲むとむせて

咳が出て苦しそうです。

この苦しさを

取ることはできますか?

*********************


高橋です。

加藤さま。

ご相談をありがとうございます。

がんによる

リンパ節転移や

放射線治療の影響、

さらには

年齢による

飲み込み機能の低下など。

あらゆることが

同時に起こり

飲み込むことが

困難と

なってしまったのですね。

症状からは

反回神経麻痺による

嗄声(させい)が

起こって

いると考えられます。

飲みこまなくて

良いように、

苦しさがとれるように

高カロリーの点滴をしたり

胃瘻(いろう)をつくることは

可能です。

こういった方法は

決して延命ではなく

穏やかで苦しみのない

生活の御支援のために

必要なのです。

もし

前向きに

ご検討でしたら

主治医の先生に

「胃瘻や中心静脈ポートは

 可能ですか?」

「往診は

 お願いできますか?」

とご相談くださいね。

何か

答えが見つかるかも

しれません。

また

お困りの時には

ご相談くださいね。

これからも

応援しています(*^_^*)


メルマガにご登録されますと

私、高橋保正からの

がんの知識と

日々を強く生きていくための

メッセージを毎朝お届けします。

こちらからどうぞ↓↓


乳がん無料小冊子プレゼント

在宅ホスピス医のブログは

こちら

→ http://yasumasatakahashi.com

ご相談はこちらから(*^_^*)

→ https://blog.smile-again.net/soudan