乳房温存術後に早くおわらせる放射線治療である短期全乳房照射に関するお話です。
横浜乳がんシンポジウムにおける、獨協医科大学越谷病院 放射線科教授 野崎美和子先生の、御講演内容から抜粋させていただきます。

「短期全乳房照射とは、
乳房温存術後の全乳房照射において1回照射線量を2Gy(グレイ)以上に増加させることによって照射回数を減じ治療期間を短縮させる照射方法です。
短期全乳房照射の意義は、
1.照射回数の減少により医療費の削減がはかれ、患者様の経済的負担が軽減される。
2.必要通院日数の減少と治療期間の短縮により患者様の精神的ならびに時間的負担が軽減される。
3.術後照射に対する負担の軽減により術後照射の実施率が向上する可能性がある。
4.早期乳がんでの乳房温存率が向上する可能性がある。
放射線治療に関する総医療費を比較すると、2008年4月1日現在
標準分割照射(25回) 387,700円
短期照射(16回) 261,000円
となっている。」

今日は短期照射の良いところのご紹介でした。
本日午後は乳がん学校に行って患者さんとの面談のロールプレイに参加してきます。
自分が患者さんの立場になってみて分かることがあります。
このようなロールプレイは最近緩和医療の研修会でも行われるようになってきており、慣れてきてはいるのですがやはりちょっと恥ずかしくて緊張してしまいます。
いつもの自分で!!と自分に言い聞かせてドクター役をやったり、すごく悲しんでいる方の気持ちになって患者さんを演じたりすると、とっても勉強になります。
ではみなさま良い週末をお迎えください。
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