センチネルリンパ節とは「見張りリンパ節」とも呼ばれ、「がん細胞がリンパの流れに乗って最初に到達するリンパ節」のことです。
特に乳がんにおいては、センチネルリンパ節を確認し、これにがん細胞の転移がなければ腋窩リンパ節郭清を省略できるという考え方をもとに最近の手術はおこなわれています。
それでは、乳がん診療ガイドライン2008 外科療法 からセンチネルリンパ節と腋窩郭清についての検討をしてまいりましょう。

「現在センチネルリンパ節生検は多くの施設で実施され、臨床的腋窩リンパ節転移陰性乳がん(術前検査で明らかな腋窩リンパ節転移がないと判断された乳がん:yasuu注釈)でセンチネルリンパ節転移陰性ならば、腋窩リンパ節郭清が省略されており、ASCOのガイドラインでも標準治療とされている。
ただし、センチネルリンパ節生検の偽陰性率(本当は転移があるのに、なしと判断してしまう確率:yasuu注釈)は大規模臨床試験およびメタアナリシスによると7.3-9.7%と報告されている。
一方、センチネルリンパ節生検後の腋窩リンパ節再発率は多くが1%以下と報告されている。
その理由は、術後の全身療法や放射線治療により遺残がんが消失する可能性が考えられる。
以上より、習熟した技量を有する外科医、病理医、放射線科医からなるチームによって行われるセンチネルリンパ節生検は、臨床的リンパ節転移陰性早期乳がんの腋窩リンパ節転移の有無をほぼ正確に診断できる(偽陰性率 10%未満)。
この結果に基づいて腋窩リンパ節郭清を省略する治療法は、その後の腋窩リンパ節再発率が低く、長期予後に及ぼす影響はまだ確定していないものの、現時点での標準的治療法と考えられる。
用語集:
センチネルリンパ節生検(SLNB:Sentinel Lymph Nodes Biopsy)
腋窩リンパ節郭清(ALND:Axillary Lymph Nodes Dissection)
ASCO(American Society of Clinical Oncology)」

まだ何日か、センチネルリンパ節生検について考えてまいりましょう。
昨日は、日本癌治療学会で名古屋に行ってきました。
以前、「大阪は右、東京は左」とエスカレーターの立ち位置のお話をしましたね。
そして、一体どこを境にこれは入れ替わるのかという疑問にぶつかりました。
名古屋で新幹線を降りて真っ先に分かったことは・・・・・名古屋は左!ということでした。
ということは、のぞみの名古屋の次の停車駅である京都が分かれ目なのでしょうか。
京都にお住まいの方、エスカレーターは右に立つのですか、左に立つのですか。
たぶん、右に立つのではないでしょうか?
京都の方、是非とも教えておくれyasuu   (^_^)v
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