乳がん手術において、腋窩リンパ節郭清は様々な合併症が起きる可能性があります。
そこで、センチネルリンパ節すなわち「見張りリンパ節」を調べることにより、がん細胞の転移が無ければ腋窩リンパ節郭清を省略できるという考え方が標準となってきています。
乳がん診療ガイドライン2008 外科療法 からの引用です。

「センチネルリンパ節生検(SLNB)は腋窩リンパ節郭清(ALND)と比較して上腕浮腫が少ないことが示されてきた。
今回、SLNBとALNDの術後合併症を含めたQOLに及ぼす影響について最近のランダム化比較試験の結果を中心に検討した。
SLNBとALNDにおける上肢障害やQOLを比較したランダム化比較試験および非ランダム化比較試験をみると、上肢・肩関節障害、QOL、Activity of Daily Life、腋窩手術時間、ドレナージ有無、入院期間、日常生活復帰までの期間について、いずれの試験においても、SLNBがALNDに比べ有意に優れているという結果が示された。
一方、多施設共同による大規模コホート研究(ACOSOG Z0010)では、SLNB後にALNDが省略された5,327症例において、術後6ヶ月の時点で腋窩知覚異常が8.6%、上肢可動域の減少が3.8%、上肢浮腫が6.9%に認められた。
以上より、SLNBによるALNDの省略は、術後有害事象がわずかながら発現するものの、その頻度はALNDに比べ有意に少なく、QOL改善に有意に寄与することが示された。
用語集:
センチネルリンパ節生検(SLNB:Sentinel Lymph Nodes Biopsy)
腋窩リンパ節郭清(ALND:Axillary Lymph Nodes Dissection)
QOL(Quality of Life: 生活の質)」

明日もセンチネルリンパ節生検についての御報告です。
今でこそ普通になりましたが、お茶のペットボトルをお金を出して買う事なんて昔は考えられなかったですよね。
私が子供の時は、コーラとかファンタとかが特別な飲み物でしたから、大学生の頃にウーロン茶などが販売開始された頃には、誰が買うんだろうと思っていました。
それが今ではお茶のペットボトルは私の外来では欠かせない一品となってしまいました。
いっぱい患者様のお話をお聞きして、いっぱいお話して・・・。
のどを潤しながら声を枯らさないように注意しています。
でも昨晩は寒かったので、何だかのどが痛くて体がだるい感じがしています。
今日は少し早く眠っておきますね。
皆様もお体にお気をつけて。
それでは、おやすみなさい・・・・・グー、グー・・・
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