今日も、PET検査による乳癌検診の是非について確認します。
「マンモグラフィーと触診を併用した乳癌検診では、早期乳癌率が73%であるのに対して、FDG-PETでは20%である。
また、1cm未満の腫瘍、組織学的に分化度の高い腫瘍(管状癌、非浸潤性乳管癌)、代謝活性の低い小葉癌の検出能は低い。
さらに、炎症、線維腺腫、管状腺腫、および異型組織では偽陽性(本当は良性なのに悪性と判断される;yasuu注釈)となる。
現在までに、FDG-PETを用いたスクリーニングによる乳癌の死亡率減少効果の有無を判断する証拠はない。
FDG-PETによるスクリーニングは現行のマンモグラフィーと視触診を併用した乳癌検診より乳癌検出率は低く、早期乳癌率も劣っている。
さらにFDG-PETは検査費用が高く、全身への被爆という不利益もある。
従って、FDG-PETは乳癌のスクリーニングとして勧められない。
乳がん診療ガイドライン2008 検診・診断 から引用」
このように、ガイドラインでは乳がん検診にPETはお勧めできないそうです。
でもPETは、原因不明のがん(原発不明がん)やがんの転移の診断に非常に重要な検査ですので、私たちもいつもPETに助けられております。
実は、私の好きな作家のひとりに荻原 浩さんがいらっしゃいます。
先日読み終わった本は、“ママの狙撃銃 (双葉文庫)”です。
幼い頃に銃社会アメリカで暮らし、身を守るためにおじいさまから拳銃の扱い方を教わった主人公曜子。
実はおじいさまは暗殺者。
曜子は、おじいさまの死後、その仕事を一度だけ代わりに引き受けたことがあった。
そんな曜子が、弱くてだまされやすい夫と、いじめを受けている子供達を、その強い心とその拳銃で!守っていく。
あり得ないんだけど、とっても励まされるお話でした。
自分の身に起こる不幸にいつも心の中で牙を向いて立ち向かっていかなければいけないことを教えてくれます。
元気が出ますから読んでみてみてね (*^_^*)
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こんにちは。はじめまして・・術後4年目の乳癌患者です
乳癌インフォメーションンの【相談室】いつも参考にさせて頂いております。
お教え頂ければ幸いです。
2002/6 血性分泌を主訴とし受診してから2年8ヶ月
その間
エコー8回 乳汁細胞診2回 マンモテック1回
マンモグラフィー1回。
繊維腺腫 経過観察との説明でした
その後病院の対応に不信感を持ち転院(2005/8)
即日乳癌の告知を受けました。ステージⅡb
にまで進んでおりました。
見落としに至った経緯を知りたいと
カルテ開示請求をし驚きました。
マンモテックは1000を越える数値
病理部からは再検・針生険・乳管造影の指示
が出されておりました
その後病院側との話し合いで見落としを認め謝罪がありました
只、どこからが見落としであったのかどなたかに
カルテを見て頂き意見書を出して下さいとの事でした。
隣県の乳腺専門医に意見書をお願いしましたが
見落とした病院側に配慮をした文章しか頂けませんでした。
医師名を伏せて下さって結構ですとの文章も病院側から
来ています
突然で身勝手なお願いだとは存じますが
カルテを診て意見を頂けませんでしょうか?
乳癌手術前の検査で肺の影を指摘され
転移ではなく肺原発であると告知を受け
乳癌手術の翌月肺の手術も受けました。
本来でしたら自分で協力医を見つけ
お願いするのが筋だとは思いますが
果たして時間的に間に合うのかという
思いもあり厚かましくもお願いさせて頂きました。
年間80件(当時)程度乳癌手術を行う地域癌拠点
病院です。