それでは、乳がんの自己検診をしっかりしていればそれでよいのでしょうか。
実はそうではないのです。

「自己乳がん検診は1ヶ月に1回ぐらいの頻度でおこなうことをお勧めします。
ただし、検診に関しては考えておくことが2つあります。
1つは、自己検診に頼りすぎるのは禁物ということ。
検診の本来の目的は自覚症状がない段階でがんをみつけることです。
自分で異常に気づいたことがきっかけでがんが見つかる人が多いというのは、自治体などによる定期検診の受診率が低いことの表れでもあるのです。
もう1つは、矛盾するかもしれませんが定期検診も完全ではないということです。
自己検診で普段と違うと感じたのに3ヶ月後の定期検診を待った。
そして定期検診で異常なしという結果がでたので安心し、そのまま放っておいたら進行癌になってしまったという患者さんもいらっしゃいます。
従って、定期検査をきちんと受け、自己検診を習慣づけるとともに、何か気がかりな点があったらすぐに乳腺科や乳腺外科などの専門医を受診することが重要になります。
愛知県がんセンター中央病院乳腺科 部長 岩田 広治先生
“乳がんの検診と治療法” 2008.6.26 日本経済新聞 全面広告より」

なかなか、波紋を呼びそうな文章ですね。
私の外来でも、「3年前に乳がん検診で合格と言われたので安心していました。」とおっしゃるかたもいらっしゃいます。
要するに、岩田先生がおっしゃっていることは、一度検診で合格と言われてそのまま何年も安心してはいけないということです。
乳がんはゆっくりと進む病気ですが、何年も放置すれば進行癌になります。
たとえ検診で一度合格と言われたからといって、油断しないようにお願いいたします。
さて、いよいよ明日は緩和ケアの院内勉強会の講演があります。
今準備をしているところです。
みんなを引き込むような内容にしたいと思っていますが、なかなかしっくりと来ません。
いつも、直前まで悩み続けるのが私の悪いところであり、良いところでもあります。
どちらかというと、ベストを尽くすという点において、自分では良いところなのであろう、と考えておりますがいかがでしょう。
なかなか人を褒めたり、尊敬したりしない時代になってきていますので、せめて自分だけは自分を褒めてあげましょう。
皆さんも、頑張っている自分を時々褒めてあげてくださいね (^_^)v
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