ホルモン剤の副作用についてです。
「タモキシフェンには子宮体がんを発生させる、静脈血栓症などの血管障害が起こる、といった深刻な副作用がわずかですが見られました。
より安全な再発予防薬が求められた背景にはこれらの副作用もありました。
アロマターゼ阻害剤にはその心配はありませんが、骨密度の減少、関節の痛みなどが見られます。
骨密度はビスフォスフォネート(骨吸収阻害剤)などの投薬や、運動によって改善できますし、関節のいたみもひどい患者さんには鎮痛剤を処方しますが、ほとんどの方は慣れてしまうようです。
うつ症状はタモキシフェンでもアロマターゼ阻害剤でも起こりますが、注意が必要なのはタモキシフェンです。
代表的な抗うつ剤であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を服用すると、タモキシフェンの代謝酵素を阻害してしまい、薬が最大に効かなくなってしまいます。
従って、タモキシフェンの治療を行っているときは違う抗うつ剤を処方してもらう必要があります。」
 河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
別冊がんサポート 2008年3月号
昨日今日と、救急の神様が降りてきています。
とっても大変な2日間でしたが充実していました。
救急車でいらしておなかが痛くて泣いていた方を手術させていただき、翌日にはこの方が笑顔を見せてくれる、これほど私が幸せを感じる瞬間はありません。
でも今日はちょっぴりお疲れですので、そろそろまぶたが重くなってまいりました。
・・・ちなみに、今 神奈川乳癌治療研究会 本部からメールが1通届いていました。
皆様からの乳腺に関する質問コーナーの担当が今週から私になっていましたのです!
何だか日本語がおかしくなってきてしまいましたのです。
でも大丈夫です。
少しでも皆様のお役に立てますように、今からがんばってお答えを作成したいと思います。
神奈川乳癌治療研究会の強力なメンバーとともに、私は乳腺でお悩みの皆様を支えてまいりますからね。
乳腺の診療、救急の対応、消化器の病気の手術、癌の手術、癌患者様の抗癌剤治療、癌患者様の緩和ケア、すべてをトップレベルで行えるように日々自己研鑽しております。
それでは、皆様、また明日。
みなさまが良い夢をみられますように・・月