乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

高齢者の乳がんの患者さんの治療法

2008年06月30日
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今日は、高齢者のかたの乳がん治療についてお伝えします。
「高齢者乳がんの治療も原則特別なものはない。
乳がんの手術は他のがんの手術と比べ、短時間で終了することが多く、全身麻酔の影響も出にくい。
しかし、全身麻酔へのリスクの高い合併症を持っている方では、局所麻酔での手術を選択したり、しばしば手術を選択しない。
ホルモン治療のみのこともある。
腋窩リンパ節への転移の有無を検索するセンチネルリンパ節生検も、高齢者では乳腺が萎縮してリンパ流が弱く、正しく同定できないことも多い。
手術後の薬物治療も70歳以上の方を対象にした臨床試験のデータが乏しく、高齢者では抗がん剤を選択しないことも多い。
乳房温存術後の放射線治療では70歳以上の方で、温存手術の断端が陰性であれば、放射線を省略することも可能である。」
                   がん治療認定医教育セミナー テキストより
高齢者の方でも、なかなか胸のしこりを御家族に言えずに、病院へ来るのが遅れてしまうかたがいらっしゃいます。
くれぐれも、お母様、お婆ちゃまの乳癌の発見が遅れませんように、たまには一緒に温泉に入ったりして、早期発見してあげてくださいね。お願いします。
クライマーズ・ハイ ”  あと100ページ程で読み終わってしまいます。
小説を読んでいて、「もう少しこの世界に浸っていたい」、と思うことがよくあります。残りのページ数が少なくなってくると、何だか読み終わるのがもったいなくて急速に読むスピードが落ちてきてしまう場合があります。
今がその病です悲しい
今はとにかく“クライマーズハイ”を読みたくないのです。
すごく読みたいのに読みたくないのです。
だって、100ページはおそらく帰りの電車の中で読み終えてしまえるから。
ちょっと、ひねくれものですか?
微妙なんですよ、男心もニコニコ