乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

乳がんを明るく乗り越える知恵  その2

2008年08月15日
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第7回かながわ乳がん市民フォーラム 山崎 多賀子様の御講演についての2回目です。
美容ジャーナリストの山崎 多賀子様はある日突然乳がんと診断され、手術を受け抗癌剤治療を受け、脱毛や色素沈着や食欲不振などの副作用も経験されました。
そうした経験を通して、いかに自分を元気にするかの方法をお伝え下さいました。
「まず、気持ちが前向きになる手段に“キレイ”を使いましょう。
女性にとって、外見の美しさは自分の心に勇気を与えてくれるすごい力があることにもう一度気づいて欲しいと思います。
高齢者施設で、お年寄りにメイクを定期的にしてさし上げたら、自力でトイレに行く気力もなくなっていた方に自立心が生まれ、おむつがとれた、という話などいくらでもあるのです。
それくらい、キレイにお化粧したりオシャレすることは、前向きになれる効果があります。
でも具合が悪いときや気分が乗らないときに無理してキレイでいなければいけない、という意味ではありません。
気持ちや体が元気な時には、キレイにお化粧して、オシャレして出かけましょう。
決してムリをしてはいけないけれど、やりたいことや好きなことを全部あきらめる必要もありません。
“キレイ“は、きっとあなたを前向きな気持ちに導いてくれますよ。 」
山崎 多賀子様は、抗癌剤治療で脱毛してしまったときには、そのときにしかできないことを考えて、五分刈りぐらいの頭にして、おしゃれな眼鏡とかわいらしいネックレスをして、パーティーに出て行ったそうです。
また、やりたいこととして抗癌剤中にもバレーボールにも積極的に参加していたそうです。
このように、山崎 多賀子様は“キレイ”を通して、気持ちを高めて、前に前に進んで行かれたそうです。
詳しくは、
「キレイに治す乳がん」宣言!  山崎 多賀子著  光文社もごらんくださいね。
今、色々な状況で、もちろん乳がんでなくても気持ちが落ち込んで元気のない方がたくさんいらっしゃると思います。
もちろん気持ちが悲しすぎるときにムリをしなくても良いです。
でも、「体調が少し良いかな」、「今日は少しがんばれそうかな」と思ったら、今できる範囲内でおしゃれをして“キレイ”にしてご自分のお気持ちを高めていっていただけたらな、と思います。
女性の皆様はお買い物も“元気のもと”かなと思いますから、オシャレをしてキレイにしてカフェでひと休みしながらショッピングを皆様が楽しめたら素晴らしいですね ホットコーヒー
皆様の“元気のもと”に、このブログもなれますようにお祈りしています。
「これでは元気になれません」、という方ごめんなさい m(_ _)m
もっとがんばります。
ちなみに、私が元気がなく落ち込んでしまった時には、お気に入りの青いシャツと黒のズボンをはいてお出かけし、大好きな映画を観ながらポップコーンを食べます。
“映画館でパクパクとポップコーンを食べている人がいたら、私かもしれません”、ってそんな人たくさんいますよね 楽しい