乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

乳がんの診断法

2008年08月18日
212PV

対談の続きです。
「―乳がんの診断方法 エコー・MRI・CT―
霞:乳がんに対するマンモグラフィーの有効性は世界的に支持されていますが、超音波検査(エコー)は有効性がなかなか実証されてきません。
厚生労働省の班研究では40歳代の女性を対象にマンモグラフィーとエコー、それからマンモグラフィー単独の2群に分けて、どちらが有効かのランダムスタディーを始めましたが、エコーの貢献を実証する良いデータが集まるのではないかと楽しみです。
野口:検診ではマンモグラフィーが用いられていますが、マンモグラフィーで写らない乳がんは結構あって、それがエコーで良くみつかるのです。
今まで日本は乳がんと診断された人にMRIを行って、それで乳がんの進展範囲を判断していましたが、最近アメリカやヨーロッパでは、乳がんのリスクの高い人にMRIを使うことが薦められています。
日本でも場合によっては、特に閉経前の人に関してMRIによる精査が必要になるかと思っています。
霞:MRIはCTと違って放射線に曝射されませんし、短時間でできます。
野口:超音波検査で発見された病変は比較的簡単に超音波ガイド下の生検ができます。
現在の所MRIに関しては、日本ではきわめて少数の施設でしかそれによる生検ができない状況にあります。
ですからMRIで見つかったところをもう一度エコー検査を行って、何かあれば針生検をおこなうということになるのだと思います。」
川崎幸クリニックでは、乳がんの精密検査で必要な時にはMRIを組み合わせて、より一層精度の高い検診を皆様に提供しています。
“ The World of GOLDEN EGGS ”
このギャグアニメから生まれた英語の勉強本
“ The World of GOLDEN EGGS の NORI NORI ENGLISH ”
ついつい購入してしまいました。
決してきれいな英語は学べないと思いますが、ノリで楽しい英語がしゃべれるようになればいいな、と思っています (^_^)v