乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

初期でも油断できない

2015年09月26日
333PV

Aさまからの、

御相談をご紹介します。

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乳がんと

診断されました。

大きさは1.0cm、

早期がんで

組織は

硬がんとのことです。

硬がんは

予後不良という

記事を見かけました。

初期でも

油断できないの

でしょうか?

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高橋です。

Aさま。

御相談を

ありがとうございます。

確かに硬がんは

他のタイプの

乳がん比べて、

周囲への浸潤や

リンパ節転移を

起こしやすい傾向

にはございます。

でも実際には、

組織型よりも

手術で摘出した

がん組織の

核分裂スピードや

リンパ節転移個数、

さらには

ハーセプテストが

陽性か陰性か、

Ki-67が高値かどうか、

そういったポイントで

悪性度が決定されます。

従いまして

腫瘍が小さくて

早期でも、

悪性度が高い場合は

ございます。

その場合には

抗がん剤を

追加することも

あるのです。

まず大切なのは

早期発見。

そして

敵の正体を

きちんと見極めて

油断せずに、

再発をしっかりと

予防することが

とっても大切です。

硬がんであれば

予後が悪い

ということでは

ありません。

進行が

早いからこそ

早期発見の必要性が

あるということです。

Aさまが

早期発見できたことは

とても

有利なことだと

考えます。

だから

ご心配なさらずに

今するべき治療を

継続なさって

くださいね。

ご不安な時には

主治医の先生にも

御相談してみて

くださいね。

きっと色々と

教えてくださると

思います。

御相談どうも

ありがとうございます。

これからも

よろしく

お願いいたします。


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