乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

マンモグラフィーのこと

2008年03月04日
304PV

マンモグラフィーについてお話します。
マンモグラフィーについては、みなさんいろいろなお話を聞いていると思います。
今日の外来でも、「みんながマンモグラフィーは痛いからやめたほうが良いと言っています」、とおっしゃる患者さんがいらっしゃいました。
 マンモグラフィーは、痛いか痛くないかというお話では、答えは「全く痛くないと言えばうそになる。」ということでしょうか。
 胸を、撮影用の透明な板で上下から、そして左右からはさんで撮影するので、痛みがゼロではありません。でも、乳房をそのままふっくらと撮影するのでは、真っ白にうつってしまって、病気を見落としてしまいます。
 そこで、しっかりと乳房をはさんで、十分に薄くして撮影するのです。こうすることによって、病気の見落としを防ぎます。
 もちろん、乳房に炎症があるかた(いわゆる乳腺炎)や生理中の張った乳房の方などは、やはり痛みを伴ってしまうのであまりお勧めできません。ただし、医師の判断で行う場合はあります。
 私たちは、少しでも乳がんで悲しむ女性を減らせるように、がんばっております。マンモグラフィーも、女性技師さんによりやさしく行っております。
 マンモグラフィーをご希望の方は、乳腺外来受診をどうぞ。東京、町田、神奈川、横浜、川崎で乳腺外来受診をご希望される方は、まずはにっこり乳癌検診をのぞいてみてくださいね。
 それでは、続きはまた明日です。