乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

B型肝炎が心配

2017年02月19日
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よしさまよりご相談がございました。

 

こんにちわ。

乳がん検診でひっかかるたび

せわになり、

その都度、安心をいただいています。

 

今回は、

少しずれた質

なってしまうかもしれません。

 

今から、20年近く前に献血のあと、

B型肝炎の可能性をいわれ、

検査しました。

 

たぶん、歯科治療か、

B型肝炎のひとの血液に

触れたことが原因ともわれる

急性肝炎でなにもなく、

自然治癒しました。

 

数年たって、

献血を久しぶりにすると、

感染したことがあるので、、

つまり感染既往なので、、

と、くるようになり、調べると、

将来移植とかをしたときや、

免疫が極端にちたとき、

抗ガン剤治療をしたときには、

注意と知りました。

 

抗がん剤治療をしていて、

B型感染の既往のひとが、

また、肝炎ウイルスがでてきて、、

と言うようなことは、

先生が、治療されているなかで、

よくあることでしょうか??

 

あたしは、乳がんでもありません。

病気もないです。

ただ、献血ができなくなった。

そう思って生きてきたのですが、

この先ずっと、もし、ガンになったら、、

と、か、考えてすごしていかないと

いけないのかな、と、

すごく、

気持ちが落ち込んでしまうときが

あります。

 

高橋先生のブログをよんで、

前向きになれることも

しばしばあります。

 

だけど、なんだか、

すっきりしないんです。

 

確率ですごく低いものだよと、

いってもらえたら、

ほっとして、忘れて生きていけるのかも

しれません。

 

なんか、どこにきいたら、

いいのかもよくわからず、

ネットには、

悪いこともたくさんでているので、

先生に、分野は、

すこしちがうのかもしれませんが、

きいてみようと

メールさせていただきました。

 

よろしく願いします。

 

 

よしさま。

ご相談ありがとうございます。

 

お返事が遅くなり

申し訳ございません。

 

御指摘のとおり

 

B型肝炎に感染した経験のある方は

一旦B型肝炎が沈静化した場合でも

免疫抑制剤による治療や

抗がん剤による治療により

B型肝炎が再び

発症する可能性がございます。

 

このことは

世の中のがん治療を

おこなっている医師は

特に慎重に

対策を立てています。

 

B型肝炎の経験のある方を

しっかりと

見落とさないように

抗がん剤治療の前に

しっかりと検査をします。

 

検査の結果

B型肝炎の経験があり

必要な場合には

核酸アナログという治療薬を

投与します。

 

十分にB型肝炎の治療を

おこなってから

抗がん剤治療を開始します。

 

抗がん剤治療中にも

定期的に

血液検査で

B型肝炎の状況を確認

いたします。

 

このように

きちんと治療方針は

確立されております。

 

今は何も

ご心配なさる必要は

ございません。

 

大丈夫です。

 

応援しています(*^_^*)

 

 

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