乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

放射線治療の不安

2018年06月18日
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romaさまよりご相談です。

 

お願いします。

乳がん手術受け退院後10日めです。

放射線を受けるか思案しています。

先生は、受けた方が良いといわれております。
 

ステージ1

8ミリ

粘液がん

ホルモン治 療5年と放射線3ヶ月と言われました。
 

質問
  1)放射線はなるべく受けたくないし、

  5ヶ月も受けなければなりませんか?
  2)セカンドオピニオンで、尋ねてみる事もありでしょうか?

  済みませんが御回答いただければ嬉しいです。
  至急お願いしたいのですが。。。

 

ご相談どうもありがとうございます。

高橋です。

粘液がんはすべての乳がんの中の

100人に3人前後の比較的稀な

タイプです。

 

比較的、成長がゆっくりであり

性格は穏やかです。

 

再発予防の治療としては

ホルモン治療が有効なタイプが

多いです。

 

だからこそ

しっかりと再発を抑えて

完治を目指すことが大切です。

 

油断して

足元をすくわれては

なりません。

 

大きく考えて

乳房内の再発を防ぐのが放射線治療。

全身への転移や再発を防ぐのが

ホルモン治療です。

 

どちらもおろそかに

すべきではありません。

 

放射線治療と聞くと

「放射能を浴びる」

と誤解を受けることも多いです。

 

実際には

ごくわずかの放射線を

乳房にのみ当てることで

全身への副作用を予防しています。

毎日ごくわずかの放射線を当てて

回数を繰り返すことで

有効性を高め

副作用を抑えているのです。

 

乳房への副作用としては

皮膚の炎症が一時的に起こります。

紫外線による日焼けと同じ現象です。

時間の経過と共に改善されていきます。

 

極端に放射線治療をこわがる必要は

ありません。

 

実際の放射線の治療期間は

一般的に土日祝日を除く平日の5日間に

おこない、

トータルで5週間前後かかります。

2ヶ月弱で終わります。

3ヶ月や5ヶ月はかかりません。

 

詳しくは放射線治療の先生に

ご相談くださいね。

 

先生方と良くご相談し

納得できる治療を

お受けになってくださいね。

 

ご不安でいっぱいと思いますが

応援しています(*^_^*)

 

 

 

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