乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

リンパ節転移の放射線治療

2015年07月04日
315PV

ゆこゆこさまから、

ご相談を頂戴しました。

***************************

はじめまして。

いつも拝読しています。

50代女性です。

数年前に左側温存手術、

センチネル生検陰性で

放射線治療後

ホルモン療法しています。

抗がん剤はしませんでした。

先日、左リンパ転移見つかり、

針生検で悪性で、

来月リンパ郭清手術を受けます。

その後、

抗がん剤TC療法した方がいいと

言われています。

ですが、

放射線という選択も

あるのでしょうか。

先生のお考えを

お聞かせ下さい。

****************************


高橋です。

ゆこゆこさま。

御相談をありがとうございます。

治療前に

様々な選択肢を

お考えになることは

素晴らしいことです。

ひとつの方法として

放射線治療を考えることは

正しい選択肢です。

ただし、

以前の手術後に

放射線治療を一度

おこなっていらっしゃいます。

ひとの身体の一部分に

当てて良い

放射線の量は

一生の中で

決まっています。

一定量以上の放射線を当てると

皮膚や臓器が

ダメージを受けすぎて

正常細胞が死滅し

組織が壊死してしまいます。

今回の場合も

すでに

リンパ節への放射線が

一度当たっていると

考えられます。

その後に再発した場合には

リンパ節郭清術

および

全身への抗がん剤治療が

選択される可能性が

高いと考えます。

主治医の先生にも

放射線治療の可能性について

お聞きくださいね。

また何かございましたら

ご相談くださいませ。

いつも応援しています(*^_^*)


在宅ホスピス医のブログは

こちら

→ http://yasumasatakahashi.com

メルマガでは

私、高橋保正からの

メッセージを毎朝お届けします。

こちらからどうぞ↓↓


乳がん無料小冊子プレゼント

ご相談はこちらから(*^_^*)

→ https://blog.smile-again.net/soudan