癌と診断されると、ひとはみんな落ち込んだり、自暴自棄になったりしてしまいます。でも癌の多くは適切な治療をすると治癒させることができます。
 乳癌の患者様の中には、若い方もたくさんいらっしゃいます。おうちで、誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまって受診が遅れてしまうかたがいらっしゃいます。誰か、そういう方の背中を押してあげてください。
私たち外科医は、病気を診断し、手術し、抗癌剤や放射線治療をご提案し、また心のケアや体のケアも行っています。
 もし私たちでも力が及ばない場合には、他の科の先生と連携し必ずご満足いただけるようにしたいと思っています。
 特に癌と診断されたかたは精神的にも不安定ですので、心の担当の先生にご相談する場合があります。また、看護婦さんも含めて病院やクリニックのスタッフ全員で患者様を支えていきます。それが緩和ケアです。
 緩和ケアはあなたが癌と診断された瞬間から、始まります。決して、もう治す方法がないから緩和ケアなのではありません。治る癌のかたでも、心を安定させてあげるために緩和ケアは必要です。
 もしご心配なことがございましたら、どんなささいな事でも結構ですので私たちにご相談ください。
 決して、ひとりでがんばりすぎないでくださいね。