乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

手遅れにならないの?

2015年07月23日
314PV

Tさまから、

ご相談をいただきました。

非公開のご希望でしたが

大切なご相談なので

匿名化し、

内容を一般化し

お伝えいたします。

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毎年

乳腺外科で検査を

受けています。

乳腺症と嚢胞が

いくつかあるけど、

心配はないと

いつも診断されて

きました。

途中で主治医が

乳腺外科の先生にかわり、

その先生にはもう

5年ほど

診ていただいています。

一年ぶりの検査に

いったところ、

結果

3か月後の経過観察となり、

冷静な判断がつかないほど

動揺してしまいました。

触診で

何も触れるものはなく、

心配ないですと。

先生自ら

エコーを取っていただき、

マンモグラフィーを

別室でとり、

結果と言う流れでした。

マンモグラフィーでは

いつもの

石灰化の様子と同じで

心配するものはないと。

エコーは、

嚢胞は相変わらず多いが

左は合格。

右にひとつ

気になるのがあると。

画面上、

黒く薄目の楕円形が

見えていました。

先生は、

形からして

何かすごく

古ーいもの

みたいだなぁ。

古い嚢胞か、

それに

脂肪が入り込んだか、

腺維腺腫か、

と小さな声で。

大きさや状態をみるから、

3か月後にきてねと。

「悪いものですか?」

ときくと、

「医者だから100%とは

 いえないけど、

 かなりの確率で

 違うと思ってるから

 今日は帰すんだよ、

 危なかったら

 検査にまわすよ!」

と冗談混じりに

おっしゃいました。

信頼関係が

あったはずなのに

不安はぬぐえず

セカンドオピニオンを

いただくべきか

迷っています。

手遅れにならないのか、

宜しくお願いします。

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高橋です。

Tさま。

ご相談

ありがとうございます。

今までは

1年ごとで

問題なかったのに

急に3ヶ月後に再検査と

言われて

驚いてしまったのですね。

もし先生が

積極的にがんを

疑っている場合には

直ちに

針の検査(針生検)を

おこなってくださると

思います。

この状態が

カテゴリー4と言って

がんの確率は50%前後です。

一方、

ほぼ問題なし。

10%ぐらいの確率で

がんの可能性があると

考えた場合には

カテゴリー3と言って

3ヶ月後に

再検査をしましょう、

となる場合が多いです。

一般的に

3ヶ月で

乳がんが急激に

進行することは

ありません。

もし乳がんが

隠れていても

慌てる必要は

ないのですが

ご不安なまま毎日を

過ごしていくのが

つらい時には

セカンドオピニオンも

なさってくださいませ。

今のTさまは

一度他のクリニックで

検査をしていただいた方が

悩みが消えるのかも

知れませんね。

主治医の先生に

「針生検を

 お願い出来ますか?」

とご相談なさって

みてください。

「そんな必要はない。」

と言われて、

それでもご不安であれば

セカンドオピニオンを

ご希望なさってくださいませ。

応援しています(*^_^*)

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