乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

初めてのマンモグラフィー

2015年07月31日
399PV

ちかさまから、

ご相談をいただきました。

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先生、

ご多忙と存じますが、

ご意見を頂ければと

思います。

昨年夏の

人生初マンモグラフィーで

石灰化を指摘され、

専門医で精査を

奨められました。

すぐ、専門医を受診し、

再度マンモグラフィーとエコー。

小さいつぶつぶがあるなー

ということで、

半年後にフォロー。

再度

マンモグラフィーとエコー。

変わらず、

小さいのがあるなー、と。

半年後においで

ということで、

先日受診しました。

先月受けた

ドックのマンモグラフィーで

石灰化を指摘され、

要精査。

ただ、読影医は

私の主治医ということと、

この夏に

再びマンモグラフィー撮影をと

主治医はおっしゃっていたので、

ドックでの

マンモグラフィーのフィルムは

借りませんでした。

先日、受診すると、

エコーだけで

1年後のフォロー。

大丈夫なのでしょうか?

冬では、マンモをして、

その結果、吸引して

生検しようか?

偽陰性もあるし。。。

どうするかな・・・

と主治医は

つぶやいていました。

1年後の経過観察で

大丈夫なのでしょうか?

ほっといていいから

1年後の受診なんですよね?

帰り道、

うわーっと

不安が高まりました。

昨日、知人の奥様が

ステージ1の乳がんと

診断されたばかり

というのも

寄与していると思います。

たかが石灰化ですが、

どこかに乳がんの影が

付きまとっており、

生活を楽しんではいますが、

ちょっとしたストレスです。

私の心の持ち方を

御指南いただき、

先生のご意見を

たまわれれば

と存じます。

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高橋です。

ちかさま。

ご相談

ありがとうございます。

石灰化に関する

ご相談ですね。

石灰化は

エコーでは

見えないことも多いので

マンモグラフィーを

3ヶ月後、

半年後に撮影し、

変化がないことを

確認していくことが

多いです。

従いまして、

主治医の先生のように

定期的に

マンモグラフィーを

おこなって

変化が見られるなら

針生検をおこなう

というのが

最も一般的です。

ただし、

どうしてもご不安が

強い場合には

ある程度経過を見たのち

針生検で

がん細胞の有無を

確認しておいても

良いでしょう。

多くの場合は

石灰化に変化が見られず

そのまま

1年ごとの定期検査を

指示されることが

ほとんどです。

また石灰化が

小さすぎて

針で捉えることが

出来ない場合も

ありますので

その場合にも

経過観察となります。

注意しなければ

ならないのは、

検診とは

「現段階では大丈夫」

ということを

確認しているに

過ぎないと

いうことです。

つまり、

今日の時点では大丈夫。

明日以降は

何か身体に

不調を感じたり

違和感を感じた場合には

病院に受診をして

精密検査を

受ける必要が

あるのです。

決して

今後一年間の安全を

保証するものでは

ないのです。

その点も考慮して

ちかさまのご不安が

解決出来る方法を

見つけましょう。

主治医の先生を信じて

1年後の経過観察でも

いいでしょう。

セカンドオピニオンをして

他の病院で

針の検査を

していただくのも

いいと思います。

ちかさまの

心の中の不安を

払拭する方法を

お考えになってみて

ください。

必ず答えは

見つかります。

応援しています(*^_^*)

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