乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

陥没した乳頭

2015年08月04日
305PV

すみさまからの、

ご相談をご紹介します。

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40代女性です。

最近、

左の乳頭が陥没してきて

不安を感じています。

昨年秋ごろ

左乳頭が陥没しました。

左乳房の痛みもあり、

クリニックを受診し

抗生剤をいただきました。

5日後にやっと

左乳房の痛みが

治まりました。

最近、自分の左乳房を

包み込むような感じで

つかんでみると、

全体が硬くなっています。

とても心配になったので、

外科で乳がん検診を

受けました。

細胞診はクラス3でした。

もう一度再検査してみよう

と思うのですが、

とても不安でたまりません。

どうかよろしくお願い致します。

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高橋です。

すみさま。

ご相談

ありがとうございます。

乳房の張りや痛みは

心配になって

しまいますよね。

少しでも

お力になれましたら

幸いです。

可能性としては、

乳輪下膿瘍

あるいは

炎症性乳がん

がございます。

乳輪下膿瘍は、

陥没した乳輪から

ばい菌が乳腺内に入り込み、

乳房が真っ赤に

腫れ上がります。

治療方法は、

抗菌剤や抗生剤です。

一度内服薬で改善しても、

また再発する可能性が

あります。

さらに判断が

難しい病気としては、

炎症性乳がんがございます。

これは、

細胞診よりも

太い針を使用する

乳腺針生検の方が

有効であると考えます。

また

皮膚の生検も

診断に有用です。

念のためもういちど、

乳腺の針生検を

主治医の先生に

ご相談くださいませ。

針生検は細胞診よりも

太い針です。

早めに精密検査を

していただいて、

早めに治療方針を立てて

いただきましょうね。

私は、

いつでもここで

応援しています。

これからも

よろしく

お願い申し上げます。


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