乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

石灰化とマンモトーム

2015年03月17日
324PV

石灰化とマンモトームに関して

ご相談をいただきました。

ACさまありがとうございます。


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 はじめてご相談させていただきます。宜しくお願いします。

 乳腺外科のあるクリニックで、マンモグラフィを受け、淡い集積石
 灰化と嚢胞が見つかり、3週間後にマンモトームを行うことになり
 ました。また、マンモグラフィの施術中に、急に薄茶のねばねばし
 た分泌液が少し出て、採取し検査に回りました。

 帰宅後、分泌液がさらに増えて、最後は鮮血と白い膿のようなもの
 か混ざりました。
 今は液が出きったのか、なにも出ません。
 先生の説明では、見た感じ95%問題ないと思うとのことでしたが、
 自分自身は血が出ているので深刻に受け止めています。

 質問1
 石灰化をマンモトームで調べる予定はありますが、分泌液の方が気
 になります。乳管内を見る検査をしたいのですが、マンモトームの
 日を待たず、主治医にいった方が良いでしょうか?
 乳管内の非浸潤癌であれば、針で傷つけたことで、細胞が散って浸
 潤癌に発展しないか心配です。

 質問2
 どの期間でも、検査の予約と結果がでるまで大変時間がかかるよう
 ですが、進行性の乳癌の場合、進行速度か早いようで、患者さんの
 ブログを拝見すると、様々な検査待ちの間に症状が深刻になって行
 く過程がかかれているものもあり、たまたま早期に発見しても意味
 がないように思いますが、医療の場ではどのように考えられている
 のでしょうか。
 乳癌はほとんどが進行が遅い前提なのでしょうか。

 お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞ宜しくお願いします。

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高橋です。

ご相談どうもありがとうございます。

非浸潤がんの有無を

マンモトームで確認するのは

一般的に行なわれていることです。

がん細胞がちらばることはありませんので

大丈夫です。

分泌液を調べるよりも

マンモトームの検査のほうが

確実性がございます。

ほとんどの乳がんは

進行がゆっくりですので

今の状態と

3ヶ月後の状態で

大きな変化はないと考えられます。

まずは

しっかりと検査の結果を確認し

どのような治療が必要であるかを

じっくりと考えていくことが大切です。

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