乳癌は、手術の治療のあとは再発をしっかり防ぐために様々な治療をおこなう必要があります。なぜなら乳癌が一旦転移・再発をすると、治癒が非常に困難だからです。
 転移・再発乳癌は全身病の状態なので、全身に対する治療が原則です。薬物治療は、ホルモン療法から開始しても抗癌剤治療から開始しても生存期間は同等と報告されています。そこで、まずは有害事象の少ないホルモン療法から開始して、後から抗癌剤治療を行うのが原則となっています。そして、このホルモン療法と抗癌剤治療は同時に行うよりも、順次行っていった方が効果が高かったというデータがあります。
 現在、再発した乳癌との闘病されているかたがたくさんいらっしゃいます。私たちはこれからも決してあきらめず、患者さんとご家族、恋人たちのために全力で病気に立ち向かってまいります。
 いつの日か、みんながにっこりできる日を夢見て。