乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

消えない不安

2015年05月07日
365PV

昨日もご相談いただいた

ふーこさまから、

再度のご相談をいただきました。

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早速の回答ありがとうございました。

気をしっかりとは思うのですが

マンモトームと言われた時点で

「私はダメなんだ。

 去年はカテゴリー3で

 今回は何も言われなかったので

 相当ヤバイ?」

と考えてしまいます。

石灰化は良性でも

1年で増えるものなんでしょうか?

何度も聞いてしまいすみません。

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高橋です。

ご相談どうもありがとうございます。

ご不安はごもっともだと思います。

昨年との石灰化との変化は

いくつかの可能性が考えられます。

撮影方法による写り方によるものなのか、

石灰化の数が増えているのか、

石灰化の形が変化しているのか、

石灰化の範囲が広がっているのか。

いずれにしても

石灰化が増えていれば

一番疑うのは

やはり乳がんです。

画像を拝見していないので

どのような変化なのかは

分かりません。

乳がんでないことを

証明するには

マンモトームをはじめとした

顕微鏡による組織診断が必要です。

組織診断をおこない

乳がんではないことを

証明できれば良いのです。

先生ご自身も

乳がんの可能性が高いのか、

良性の可能性が高いのか、

判断ができないので

マンモトームで診断をつけましょうと

おっしゃっているのです。

がんであることを隠して

先生の言葉が少ないのでは

ありません。

がんかどうか

判断が出来ない状況で、

様々なご質問をいただいても

明確なお返事が

出来ないだけなのです。

マンモトームの結果がでるまでは

色々と考えてしまうと思いますが

思い悩んでしまっても

誰にも答えは出せません。

自分で答えを出せない不安は

考えるのをやめるしかないのです。

まずは

マンモトームを受けて

結果がでるのを

待ちましょう。

その結果、

はっきりした答えが出なければ

石灰化部分を

局所麻酔下で摘出する

切除生検という検査を

おこなうこともあります。

主治医の先生とご相談しながら

検査をすすめていってくださいね。

応援しています。

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