閉経前の
乳がん患者様において
手術前におこなう治療は
何が良いのでしょうか?
比較して
考えてみましょう。
これまでの
多数の術前化学療法の
エビデンスを踏まえると
閉経前乳癌で診断時に
術後化学療法が必要と
判断された場合には、
術前薬物療法としては
化学療法が勧められる。
閉経前乳癌に対する
術前内分泌療法は
閉経後と比べても
あきらかなエビデンスに乏しく、
化学療法禁忌および
拒否の症例以外では
しかるべき臨床試験でのみ
おこなわれるべきである。
閉経前の乳がんの患者様では
手術前に
ホルモン治療をおこなうことは
慎重でなくては
いけません。
抗がん剤治療は
もちろん
強い副作用が
起こってしまいます。
それにたいし
内分泌治療、
すなわち
ホルモン治療の副作用は
目に見えて
起こる変化は
少なく
安全に治療を
おこなうことができます。
現時点では
閉経前の
乳がん患者様においては
手術前にホルモン治療を
おこなったとしても
明確な効果は
期待できないと
されています。
間違った方向に
向かって
しまわないように
知識として
持っていなくては
なりません(*^_^*)
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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