太郎くんずるい！
穿刺吸引細胞診は乳房疾患の良悪性の判定方法として勧められるか
その 329の文献を比較したFNA 31,340症例の検討では，感度および特異度がそれぞれ65～98％，および34～100％であり，FNAの診断能は報告により大きな差があった。わが国の施設での多数症例を用いた再検討では感度87.3％および特異度95.9％と報告されている。熟練した医師が施行した場合には感度98％，特異度97％程度であることも報告されており，逆に熟練度が下がれば当然これらの比率は低下してくる。充実性腫瘤の場合には嚢胞性腫瘤の場合に比してさらに術者の手技に影響される。組織型別には，非浸潤性乳管癌の正診率は浸潤性乳管癌より低く，超音波ガイド下でも65％程度にとどまる。
”乳がん診療ガイドライン 2011” 日本乳癌学会
より抜粋引用、一部改変
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小学生の時に通っていた塾で
いも先生というあだ名の
大好きな男の先生が
いらっしゃいました。
算数を教えてくださっていたのですが
毎日毎日楽しい授業を
してくださいました。
東北なまりの愛らしい先生で
間違えると
「あほ！」
っておっしゃったり、
問題を黒板に書いて
みんなに質問をされるとき
「ここまで到着する時間は
いかほどか？
たこほどか？」
と言ったり、
活字では表現しきれない
楽しさがありました。
ある授業の時、
私たちは旅人算をならっていました。
これは例えば
A地点とB地点を同時に
太郎くんと花子さんが
向かい合いって出発しました。
AB間は11kmあって、
太郎くんは時速5km
花子さんは時速6kmで進むとすると
ふたりが出会うのは何分後か。
という問題です。
これが高度になると
ABCDそれぞれの地点に人がいて
Aから車に乗った太郎くんが、
Cで次郎君を拾って、
Bに向かって走り花子さんを拾い、
そしてDに到着するまで何分か、
などという問題に発展します。
この問題の時に、
みんなが
「太郎だけずるいずるい！」
って大騒ぎしたのです。
つまりみんなは、
「太郎君だけずっと車に乗ってて
楽してずるい！」
って大騒ぎなのです。
全く問題と関係ありません。
そのときも、
いも先生はとっさに一言。
「バカ！
運転は疲れるんだよ。」
っておっしゃって
みんなが納得したのを
覚えています。
言葉の言い方が優しいので
実際は全然きつい表現では
ありません。
あれからうん十年、
いも先生のおっしゃってたことが
とってもよく分かります。
今日はちょこっと運転してきましたが
やはりとっても疲れました。
今日は早くお休みしましょうね。
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