無料じゃなくても。
B型肝炎ウイルス感染既往のある乳癌患者に対する化学療法は勧められるか
その3化学療法を行ったときのHBV再活性化のリスク因子は,化学療法前のHBV-DNA量(real time PCRにおける検出の有無)(オッズ比8.4),ステロイドの使用(オッズ比2.7),悪性リンパ腫(オッズ比5.0)または乳癌(オッズ比4.2)である。HBs抗原陽性乳癌患者の検討(主なレジメンはAC,CMF)では,41人中24人(59%)が化学療法中に肝炎を発症,うち10人にHBVの再活性化を認めた。核酸アナログであるラミブジンの予防投与によってHBs抗原陽性の癌患者における化学療法中のHBV再活性化を抑制できることが報告されている。2007年に米国NIHの研究者らが行ったラミブジン予防投与に関する14の臨床試験のシステマティック・レビュー(うちランダム化比較試験は小規模なものが2本,多くは悪性リンパ腫患者が対象)では,ラミブジン予防投与を受けた患者と対照群の患者において,HBV関連肝不全0人/108人vs 21人/162人,HBV関連死亡4人/208人vs 27人/394人と,ラミブジン予防投与がHBV再活性化に関連した有害事象および死亡のリスクを減らす可能性があることが示唆されている。乳癌患者を対象とした前向きコホート研究は1件のみであり,化学療法開始7日以内前よりラミブジン100mg/dayの内服を開始し,化学療法終了8週間後まで継続することにより,historical controlに比べ肝炎発症割合が約1/5程度に抑制されることが報告されている。
”乳がん診療ガイドライン 2011” 日本乳癌学会
より抜粋引用、一部改変
乳がん検診伝道師の
外科医 高橋保正です。
今がチャンスです!
今日は、川崎市の乳がん検診で
マンモグラフィーをお受けになった方々の
フィルムをチェックする日でした。
7月に入り、
無料クーポンも配られているようですね。
もちろん無料クーポンが無くても
もともと市の検診はあります。
市町村の乳がん検診でも
無料とまではいかなくても
1,300円ほどで受けられます。
今日はいわゆる
「マンモグラフィー読影会場」に行って
愕然としました。
チェックすべき、
マンモグラフィーがほとんどないんです!
一週間で約100人しか
川崎市の乳がん健診を受けていません。
今がチャンスですよ!
お近くの乳腺クリニックは
まだ予約枠に余裕があるかも
しれませんよ。
思いついたら行動しましょう・・・ね。
秘密情報でした(^_^)v
高橋のホンネが聞けるメルマガへご登録はこちら!
明日、特別なメッセージをお送りします。↓↓
今日もあなたの応援クリックが嬉しいです。
あなたのクリックが多くの皆様の笑顔につながります。
Facebookでは、
個人情報を厳重に管理しながら素敵なお写真をご紹介しています。
Twitter参加で仲間を増やそう!
Twitterブログパーツ